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黒字倒産を防ぐ資金繰り表

多くのフリーランスも経営者も損益は計算できますよね。
売上から原価を引いて、経費を引けば利益が残る。

では、キャッシュフローは?

この質問に資料を出して「ウチのキャッシュはこう回っている」って説明できる経営者はどれくらいいるんでしょうか?
税理士の先生に聞くと、10%くらいの経営者しか答えられないと言っていました。
それよりも衝撃の一言が。

黒字倒産する会社はほとんど「キャッシュフロー」を知らない経営者だよ。と。

ひえー!
そーなんですか。。
そんなに重要だったんですねー!!

この話を聞いてから、ぼくはお客様ともキャッシュフローのお話をするようになりました。
すると分かったことがあります。
それは、数字を常に意識している経営者と、まったく意識していない経営者に2分化されたという事です。
キャッシュを意識している方は、1円単位まで自分で損益を計算されていて、認識にズレが無いか毎月税理士さんとすり合わせされていました。

ぼく自身、事業を始めてから数字の意識は低くはなかったと思いますが、結構どんぶり勘定な部分もあり。。。
特にキャッシュフローはなんとなく。しか掴めていませんでした。
90%の経営者が答えられない自分の会社のキャッシュフロー。
だからこそ10%の答えられる組に入ればもっと事業を伸ばせるんじゃないか!
気を引き締めて数字と向き合っていくためにもこの記事を書こうと思いました。

いつも見てくれてありがとうございます。
今回はキャッシュフローと、それがなぜ重要なのか。について書いていきます。

現状、数字苦手だから税理士さんに任せっぱなしって方、損益はわかるけどキャッシュフローまで計算していない方、安心してください!
いまのぼくは皆さんと同じです笑
ぜひ一緒に数字に強くなりましょう!

まず、これを理解すればキャッシュフローの重要さもわかります。
「黒字倒産ってなんで起こるの?」

答えは簡単。手元に資金が無いと、黒字でも倒産してしまいます。
じゃあなんで黒字なのに資金がないの?

理由は2つあります。
一つは事業のお金とプライベートのお金を混同している事
もう一つは借入額が大きい事

事業のお金とプライベートのお金を混同している事
実はフリーランスから法人成された方に多く見られる現象です。
フリーランス時代は事業利益を生活費にそのまま回す事ありますよね。
それでも支払や税金の資金を残していれば事業は継続できます。
でも法人になると役員貸付金がどんどん増えてしまって、支払に苦労したり、税金が払えなかったり、役員貸付金が多いと融資も借りれなくなってしまいます。
役員報酬をしっかりとれれば良いのですが、負のサイクルに陥ると、
社会保険を下げる為に役員報酬下げる、生活費は必要だから役員貸付増える、融資借りれない、キャッシュなくなった、、黒字倒産。。。
こうなるんですね。

借入金が大きい
これはどういう意味かというと、
税理士さんが作成するP/L(損益計算書)には借入金の元本返済は出てこないからです。
借入って借りるときに税金かかりませんよね?1000万借りたからと言って300万税金で取られるようなことはありません。
これ返済するときももちろん同じで、月50万の返済してもその分経費に入れれる訳じゃないですよね?
だから損益上は黒字なのに、返済額が大きいがためにキャッシュがまわらなくなり黒字倒産。。。
こうなるという訳です。

ぼくも、皆さんもこうならない為に、唯一の解決策を身につけましょう!!
そう!それがキャッシュフロー!
具体的には資金繰り計算表を作る!です。

お金の動きを毎月つけていく事で、資金が底をつくことなく、
【無駄を省く】事もできるようになります!
不要なお金の動きを見つけて、省いていく事で経費削減にも繋がります。

損益なら請求月に売上計上されますが、資金繰り表では実際に売上が入金された金額をつけていきます。
もちろん損益とはまったく違う表を作っているので、損益とズレてもOKです。
ぼくはエクセルで作成してみました。
うまく効果がでればnoteで共有したいと思います。

今回はぼく自身の成長にもつながると思いキャッシュフローの記事を書きました。
ぼく自身、現在は税理士業界を離れて、別の形で起業にチャレンジする人のサポートを行っていますし、ぼく自身が経営者にもなりました。
より一層起業した会社が1年でも長く存続し、社会に必要とされる価値を提供し続けられるような環境の提供やサポートをしていきたいという思いで走り続けています。
また別の記事も読んで頂けると幸いです!

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あつどん@起業サポーター・いじられ社長
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