『天使の翼』第12章(94)~吟遊詩人デイテのネバーエンディング・アドベンチャー~ 武田敦 2024年2月22日 07:00 重力のなすがままに 突然足下に開いた穴に落ちていくように どうにもならない頼りなさ 夢で見たことはあるけれど どんどん空気の壁が堅くなり どんどん加速して、 地面がどんどん近付いて その時!エリザが四本の脚を開いた 強い衝撃が走って、 わたしは、エリザの体の中に埋もれた 突然、 空気の壁に叩きつけられる音が 消えていた 浮かんでる 空を滑ってる さっきまでが嘘のように、 静かに風を切る音 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する この記事が参加している募集 #SF小説が好き 3,794件 #SF小説 #空気 #SF小説が好き #エリザ