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需要の開拓~ロングセラーが教えてくれる3つの要素~
日経電子版の記事【なとり、42本入り大容量ドライソーセージ 在宅需要狙う】では、「なとり」がロングセラー商品の大容量版「ペンシルカルパス お徳用42本入り」を7月6日に発売することがリポートされています。
食品メーカーをはじめ企業にとっては、自らのプロダクトの需要をどうやって開拓していくのか、どのように商品開発すれば良いのか、どのように新たな用途をプロモーションすれば良いのか等は、きわめて重要な課題です。その意味で、記事の事例のように『ロングセラー』を続ける商品というのは、商品開発のヒントを秘めているのではないでしょうか。
さっそく、記事からそのポイントをピックアップしてみると――
▶『ロングセラー』の秘密
①『独自性』・・・「(記事より)独自のスパイスをきかせて薫製」とある
ように、プロダクトに差別化された要素がある。
②『汎用性』・・・「(記事より)子供も食べやすいマイルドな味」とある
ように、プロダクトの対象となるユーザーの幅が広い。
*もちろん、全く逆に特定のニッチなニーズを攻める
手法もありえる。
③『応用性』・・・「(記事より)新型コロナウイルスの感染拡大で在宅時間
が増えていることから販売拡大が見込めると判断」とある
ように、状況に応じて容量を変更したり、テイストを
変えてシリーズ化したり、といった応用が利く。
プロダクトにとって、『独自性』があるのはもちろん、幅広い消費者に愛される『汎用性』と、消費者の変化に対応できる『応用性』の3つの要素があるコトは、一見当たり前のようでいて見落とされがちな基本的なポイントではないかと思われます。
この3つの要素がかみ合う事で、需要が開拓されていくのです。
▶『需要の開拓』の3大要素
『独自性』
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需要の開拓
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『汎用性』 『応用性』
(付記:2020年5月19日、皆様のおかげをもちまして、noteへの連続投稿が500日を達成できましたことに、改めてお礼を申し上げます。下記の拙稿で振り返りをしています。)
《連続投稿527日目。
当ページにご来訪いただき、ありがとうございました!》