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かけっこ練習ノート – 長距離レースについて
12月1日(木)
今日から12月。
鶴見川走ろう会前最後の練習ですね。
というわけで、今日は短距離の練習を行ったあと、5,6年生と1,2,3,4年生に分かれて長距離の練習をしました。
ペース配分
前回は公園1周ずつのインターバルでスピードを出しましたが、今日はより本番に近い距離で行います。
5,6年生は800m + 400m, 3,4年生は800m + 200m, 1,2年生は800mです。
“+” は2分の休憩でつなぎました。
これまでの練習でとった記録を元に、各メンバーの800mの目標タイムを定めました。
距離に慣れてきた子は、1周目にほぼ目標タイムかそれより少し速いくらい、2周目は目標タイムを少し下回るくらいで走れています。
これくらいの配分で走れると自分の力を出し切れていて、ちょうどいいかなと思います。
まだ距離に慣れていない子は、1周目と2周目の差が大きいです。
1周目の方が速い子もいれば、2周目の方が速い子もいますが、いずれにしても前半と後半のスピードが極端に違っていると、持っている実力を出し切れないと思います。
自分との対話
長距離走は、ペースに関して常に自分との対話だと思っています。
自分との対話を通して自分に負けないトレーニングとも言えます。
極端な話、相手に負けることはあっても、自分に負けなければ、実力を出し切ったと言えるのではないでしょうか。
ワールドカップ中に
「負けないこと、投げ出さないこと、逃げ出さないこと、信じぬくこと」
というフレーズのCMがよく流れています。
僕も大好きな曲ですが、これは
「(自分に)負けないこと、(自分を)投げ出さないこと、(自分から)逃げ出さないこと、(自分を)信じぬくこと」
と解釈しています。
マラソンを走っているときなど、頭の中でいつも歌っています。
話がそれました。
質問いろいろ
それにしても、多くの子のタイムの伸びがすごいです。
そんな走り終えてテンションが高い子どもたちから、いろいろな質問があがったので纏めてみます。
「ラストスパートはした方がいいの?」
いける!と思ったところでラストスパートはした方がいいと思います。
その時は、腕を大きく速く振ることや、足を前に前に出すということを意識するといいと思います。
でも、ラストスパートのために力を蓄えておく必要はありません。
しっかり走りった上で、最後の力を振り絞った結果がラストスパートです。
「最初から飛ばした方がいいの?」
スタートの合図とともに短距離走か!?と思うような勢いで走り出す子たちがいますが、100mくらいしかもたないので、それはやめておいた方がいいです。
これは最初から抑えて走るという意味ではなく、あくまでも飛び出る必要はないということです。
最初から攻めの気持ちで走るのは大切ですね。
「朝ご飯は何をたべたらいいの?」
長距離走前の朝食はエネルギーが詰まったお餅がいいですよ、と答えました。
でも改めて調べると、1km程度を走るのであれば特に気にしなくてもいいようです。
それよりも慣れている朝食で気持ちを落ち着かせる方が大切かもしれません。
「厚底シューズの方がいいの?」
最近流行の厚底シューズですが、実は上級者向けのシューズで、履きこなすには十分なトレーニングが必要です。
ですので、運動シューズであれば何でも大丈夫です。
レース前には紐やマジックテープを少しきつめにしておくと、靴の中でのロスを減らせます。
紐靴を履いている子は紐がほどけないようすることが大切です。
結んだ蝶々の部分を固定するなど工夫するのがお勧めです。