質問づくりが僕らを変える
教室において、僕らは先生から問題(質問)を出され、それに答える練習ばかりしてきました。
授業にせよ、テストにせよ、ゲームにせよ、こうして僕らは質問や課題に答える練習は散々やってきました。
でも、質問を作る練習は殆どしてこなかったように思います。
先生が「何か質問がある人?」と聞いてくれた時でさえ、そのときに質問があれば手をあげるし、なければそのまま。頭をひねって時間をとって質問をたくさん作ろう、なんて時間はありませんでした。
質問はわからない事があるときにするものだから。
そんな固定観念から、質問を作る練習なんて思いつきもしませんでした。
そんなこれまでの考え(ですらない思い込み)を打ち砕いたのが以下の本です。
そして、この言葉。
『ハテナソン』
質問を積極的にたくさん作る事で、対象に対する理解と興味、そして本質的な課題が見えてくるというもの。
実際にやってみて驚きました。
質問を作るってこんなにも頭を使い、対象を真剣に考え、そしてその後の探求に役立つのかと。
しかもこの手法、本人が自ら質問や課題を見つけて行くため、自ら決めていく自主性を育てるのにも凄くいい。
子供たちとこのハテナソンをなんとか機会を作ってやっていきたいです。
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