かけっこ練習ノート – 体重を増やせ!腕振り練習
8月31日(木)
<練習内容>
- 体幹トレーニング
- 体重計を使った腕振り実験
- ジャンプ系トレーニング
- 腕振りを意識した練習
- 50m走
実験でわかる腕振りの重要性
前回、腕振りがなぜ大切かについて考えました。
今日は、その「大切さ」を数字で実感してもらいました。
実際に体重計に乗て腕を振ると、体重がどれくらい増えるかを体験するのです。
1人ずつ体重計に乗って思い思いに腕を振ってみました。
その結果、人によって体重の目盛りが5%~20%増えました。
腕振りが「地面へ加える力」にどれだけ影響するのかが数字として実感できました。
大きく目盛りを増やすためには、腕の振り方も然りですが、体幹もしっかりしている必要があります。
体幹がふにゃふにゃだと、せっかくうまく腕を振っても、ふにゃふにゃの部分で力が分散されて、足まで力が伝わらないからです。
体幹がしっかりして、腕振りもしっかりできれば、20%も大きな力を地面に加え、その結果より大きな力を地面からもらうことができるのです。
腕の振り方の工夫
どんな腕の振り方が最も効果的か、実際に試しながら考えてみました。
結果として、肘を上から下にしっかりと振る動きが力強い走りにつながることがわかりました。
もう「脇が開く」や「腕を横に振る」子はいません。
こうやって意識して走ると、自然と腕が正しい位置で振れるなだと実感しました。
大げさかもしれませんが、上半身だけ見ると陸上部のような走り方でした。
次のステップへ
この力強い腕振りを、次は50mや100mの距離でもしっかり持続させられるようになるのが次のステップです。
疲れてくると、どうしても脇が開いて、楽な腕振りをしがちなので。
また、ピッチを上げていっても大きく力強い腕振りができるようになることも次のステップです。
ピッチが上がるとどうしても腕がついていかず、小さな腕振りになってしまいがちですので。
引き続きサポートしていきますので、よろしくお願いいたします!