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かけっこ練習ノート - ジャンプからの~

7月29日(木)

いよいよ夏休みが始まりました!
コロナ禍2回目の夏休みですが、子ども達がそれぞれにやりたいことを、できる限りやらせてあげたいですね。

今日は改めてジャンプの動きを確認し、それがどう走りの動きにつながっていくかを考えました。

まずは復習として…
「走る」と「歩く」の違いはジャンプしているかいないかでした。
また、100m走のような「スプリント」とマラソンのような「ランニング」の違いは、接地時間が短いか長いかでした。
つまり、より強く、より短い接地時間でジャンプする動きが、速く走る動きにつながってくるということです。

それを前提に、スプリントのジャンプを練習しつつ、徐々に走りにつなげていく練習をしました。

① まずは垂直ジャンプ。
どうすれば接地時間を短くして連続でジャンプできるでしょうか。
この垂直ジャンプが一番の基礎ですから、繰り返しやりたい動きです。

② 次に前に向かって両足で2回ジャンプ。
この時、どうすれば2回目のジャンプで接地時間を短く、前に大きく進めるかを考えながら行います。
体の傾き、腕の使い方、足先などが工夫ポイントです。

③ ②のジャンプで2回目のジャンプを片足で踏み切ります。
より走りに近くなってきますが、片足ジャンプになると手や体の動きが大きく変わってくるので、ばらばらになる子が多いですね。そして、接地時間を短くするのがより難しくなります。

④ 最後に前に向かって3回ジャンプ。
2回目と3回目は片足で、それぞれ足は逆にします。
接地時間を短くするには、体の傾きや腕の使い方をどうすればいいか、何度も繰り返し試してみます。

これに慣れてきたら、④のジャンプの感覚を維持したまま、4歩、5歩、6歩…と走ってみます。④がうまくできている子は、体が地面と垂直に立ち、体の軸がぶれずに、足もしっかり4の字ができています。

一方でジャンプすることに意識が集中して、ピッチが遅くなっている子もいるようです。
走る速さは「ストライド」 x 「ピッチ」。
この接地時間の短い体の動きを磨きながら、同時にピッチを上げる練習をすると、より速い走りになると思います。

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