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1月4日(土)林家つる子 真打一年目独演会(なかの芸能小劇場)
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らいち 転失気
春風亭一之輔師の弟子。
つる子 お菊の皿
中央大学出身のつる子師がいきなり叫ぶ。
箱根駅伝、中央大学よく頑張った!
「芸が化ける」という事で新年からおめでたい噺を。
はじめはゾッとするほど怖かったお菊(そして、美しかったつる子師)がだんだんコミカルに、演技(!?)がクサくなってゆく。つる子師、新年からハイテンション!
つる子 片棒
親父の弔いをめぐる三兄弟によるプレゼンテーション。ハチャメチャな長男・次男の後、三男がストンと落とす。つる子師の緩急自在な演出。
ー仲入りー
つる子 紺屋高尾
にぎやかな二席の後はしっとりと恋バナを。
吉原の花魁行列で高尾に微笑みかけられた久蔵はその熱い思いのままに三年間働き倒す。やがて十五両を持って高尾に逢いにゆく。「強い気持ち・強い愛」(©小沢健二)こそが人の心を動かす。そして、つる子師は私の心をも動かした。
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