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旅の記:2023年9月のツアー⑤天石門別八倉比賣神社(徳島県徳島市)

【旅の記:2023年9月のツアー⑤天石門別八倉比賣神社】

天石門別八倉比賣神社(あめのいわとわけやくらひめじんじゃ)は鎮座する杉尾山自体をご神体とする神社で、こちらも阿波国一宮論社です。ご祭神の大日靈女命(おおひるめのみこと)はアマテラスの別名であるとしています。

創建の詳細は不明ながら社伝にはアマテラスの葬儀の様子が記されているそうで、調べてみてもいろいろな説が出てくる謎多き神社と言えます。安永2年(1773年)に書かれた文書に、神座から2150年とあり、逆算すると紀元前378年(考安天皇15年)となります。

平安時代には神階を授けられ、元歴2年(1185年)に最高位の正一位となる。江戸時代には徳島藩蜂須賀氏の崇敬を受け、寛保年間(1741年‐1743年)に杉尾大明神と称し、明治3年(1870年)に現社名に改めた。

なかなかの段数。。
拝殿
ご本殿。奥之院を拝するために社殿は江戸時代に造営された。
社殿の裏手を行くと、、
奥之院があります。
こちら五角形の磐座。奥之院が古墳とされ、その後円部の頂上にある。一説には卑弥呼の墓であるという。アマテラスの墓、という説も。
のぼったら下りないとね。。

阿波国はイザナギ・イザナミの国生みで最初に生まれた淡路島の近くということもあり、古事記の記述は阿波国での出来事であるという説があるそうです。大胆な説にも聞こえますが、アマテラスのお墓と言われる磐座がある当社も含め、古事記に関わるとされる神社や土地がある、というYOUTUBEや記事があるので、気になる方はぜひ調べてみてくださいね!

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