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旅の記:2023年10月のツアー③間々田八幡宮(栃木県小山市)

【旅の記:2023年10月のツアー③間々田八幡宮】

少し東京方面に戻りまして間々田八幡宮へ。創建は天平年間(729年‐749年)とされる。天慶2年(939年)に平将門討伐のために藤原秀郷が戦勝を祈願をし、乱を平定後、恩返しとして神田を奉納したということで、この辺り一帯は飯田(まんまだ)と呼ばれるようになったそうです。
文治5年(1189年)奥州藤原氏討伐へ向かう源頼朝が参拝。境内に松を植えたという。江戸時代に入ると、日光街道の整備がすすみ、ちょうど江戸と日光の中間地点であったため、地名を飯田(まんまだ)から間々田(ままだ)に改めたという。朝廷が毎年例幣使を東照宮へ遣わしていたが、当八幡宮には必ず参拝するのが習わしであった。芭蕉さんも宿泊したそうです。
敷地面積は2万坪もあり、一部が間々田八幡公園として整備されている。

3代目となる頼朝公手植えの松。
弁才天
享和年間(1801‐1804年)に社殿を焼失、嘉永4年(1851年)に再建された。再建工事には東照宮の修理にあたって集まっていた宮大工たちが携わり、その優秀な技術が駆使されているそうです。
ご本殿。
夫婦杉
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