旅の記:2023年4月のツアー㉛楞厳寺(愛知県刈谷市)
【旅の記:2023年4月のツアー㉛楞厳寺】
楞厳寺(りょうごんじ)と読むそうです。応永10年(1403年)に浜松普済寺の利山義總禅師が刈谷に海会寺を開くと、禅師の徳を慕って多くの信徒が集まるようになり、境内が手狭になったため、応永20年(1413年)に現在の地に楞厳寺が建てられることになりました。曹洞宗の寺院で山号を神守山、ご本尊は釈迦牟尼仏。
水野家が菩提寺とする楞厳寺には、岡崎の松平氏に嫁いだ於大が離縁され戻っていた時期に、しばしば参拝することがあったそうで、3歳で別れた竹千代や夫・広忠との思い出の品々を整理して当時に納めたそうです。