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旅の記:2023年9月のツアー㊴美保神社(島根県松江市)
【旅の記:2023年9月のツアー㊴美保神社】
米子でのライブの次の日、美保神社へ。そうか、島根半島にあるので島根県なんですね。一度鳥取入りしてるので、お参りのため島根に再入県!
美保神社はオオクニヌシの息子で、事代主神(ことしろぬし)、そしてオオクニヌシの后である三穂津姫命(みほつひめ)をご祭神としています。
コトシロヌシはえびす様と同一神とされ、当社はえびす様の総本宮とされます。えびす様はいろいろな捉えられ方があり、他にも総本宮といわれる神社がありますが。そして三穂津姫はオオクニヌシが国譲りを決めた際に、高天原のお偉いさん高皇産霊尊(たかみむすひのみこと)に「もしお前が国津神を妻とするなら、まだお前は心を許していないのだろう。私の娘の三穂津姫を妻とし、八十万神を率いて永遠に皇孫のために護られよ」と言われて妻とした高皇産霊尊の娘さんです。高天原から稲穂を持って嫁いできたそうです。オオクニヌシもいろいろありますね。。
創建は不詳ということですが天平5年(733年)編纂の出雲国風土記には記録があるそうです。また境内から4世紀ころの勾玉の破片や6世紀ごろのものと思われる土馬などが出土していて、古墳時代以前から何かしらの祭祀が行われていた場所だということです。
近世には「大社(出雲大社)だけでは方詣り」と言われ、参拝者が増えたそうです。
美保関は風待ちの港として栄え、諸国の船が往来する交通の要所であった。「関の明神さんは鳴り物好き、凪(なぎ)と荒れとの知らせある」と伝わり、海上安全や所願成就を願う人たちから、多くの楽器が奉納されたそうで、その内846点が国の重要有形民俗財に指定されていて、日本最古のオルゴールや鳥取城で登城の時を告げていた大鼕(太鼓?)、島原の乱で戦陣に出されたと伝わる陣太鼓、などなど貴重なものがたくさんあるそうです。
また「歌舞音曲奉納」という、演奏家が神前に向かい演奏し、聴衆は一切拍手をしないという音楽祭が行われるということで、音楽にとても縁の深い神社ですね。
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