中島 アツシ

日々の雑記、文章力を上げるためにも書きます。

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最近の記事

読書備忘録 中公新書 野口悠紀雄著『「超」整理法 情報検索と発想の新システム』1993年初版

○データサービスの発達によって情報環境が一変した。一億総博識時代ということは、単なる物知りでは価値がなくなった。事実の分析と評価をする能力が求められるようになった。 ○本書の「押出しファイリング」は実用的。順番は時系列、置き場所は一つだけ、なにより分類はしない。この整理法は「短時間で対象の情報を取り出す」ことを目的としている。 ○センチメンタル・バリア:「捨てたいけど捨て難い」という思い出に依拠する抵抗心。 ○パレートの法則:イタリアの経済学者パレートが提唱した法則。世

    • 心と統合情報理論

       先日何気なくテレビをつけたところ、今年の4月に亡くなっていた立花隆氏の追悼記念として、Eテレで2014年に放送された「立花隆思索ドキュメント 臨死体験ー死ぬとき心はどうなるのか」が再放送されていた。放送開始から既に数分経ってはいたものの、氏を全く知らなかった私は立花隆という人物がどんな人であったのかを垣間見ようと、チャンネルを変えることなく視聴し続けた。  番組で取り上げられた内容の中で一際私の目を引いたのは、同氏が「心」について思索する章であった。  話が若干逸れるが

      • 最近は外山滋比古氏の名著『思考の整理学』を読んでおります。 こんな自身の内面と向き合う系の本(自己啓発系とは別と捉えたいからこういう表現をしました)を今迄避けていたんですが、ワイド版という字が大きくて読み易いバージョンが書店で売っていたので、この際と思い購入しました。

        • 大人ってなに?

           私はここ3・4年でだいぶ人に対して期待しなくなった。座右の銘が「来る者拒まず、去るもの追わず」にもなった。総じて“寛容さ”を身に付けたのかな、と感じている。  意見や価値観の合わない人と話していても、「貴方はそうなんですね(私はそうは思いませんけど)」と考え、自身の心の平安を求め始めたのもその頃からである。  また、精神衛生上寛容さは便利な武器になるとも考えている。仮に敵意を持った相手と対峙しても、殴り掛かる小さい子供の頭を長い手で抑えている時と同じで痛くも痒くもなく完

        • 読書備忘録 中公新書 野口悠紀雄著『「超」整理法 情報検索と発想の新システム』1993年初版

        • 心と統合情報理論

        • 最近は外山滋比古氏の名著『思考の整理学』を読んでおります。 こんな自身の内面と向き合う系の本(自己啓発系とは別と捉えたいからこういう表現をしました)を今迄避けていたんですが、ワイド版という字が大きくて読み易いバージョンが書店で売っていたので、この際と思い購入しました。

        • 大人ってなに?

          ただ今、生理トーク中。

           ここ数年間、私が考え悩む話題の1つを今回は徒然なるままに書こうと思う。  男一人(私)の状況で女友達らが生理トークをしている時、一体私はどんな反応をするのが正しいのだろうか。当然の事ながら、答えが無いのが答えだろう。  まぁしかし、この生理トークにおいて私が最も「ん?」と心の中で感じたのは、女性が会話を始まる前に「汚い話するね」と断ることだ。  彼女らは僕の友人の中でも現代的な価値観を持っている方であると勝手に認識していた。だからこその違和感であった。  男女関係なく、この

          ただ今、生理トーク中。

          何故そこまで敵意を抱けるの?

           2021年を迎えて3日経ったある晩、突如としてバイト先からLINEと電話が来ていた。何事かと思い、折り返して電話をかけた私を迎えたのは、オーナーの不機嫌な声だった。聞くところによると店長が年明けて連絡出来なくなったらしく、代わりに店に入ってくれないかというものであった。  とはいえ私自身はバイトというより寧ろ手伝いをしていたつもりであったし、雇用契約書すら書いていない状態で働いていた。更に今年から就職活動が控えていた事もあって以前から辞めようと考えていた。だが、これを数ヶ月

          何故そこまで敵意を抱けるの?

          雑記 9月11日

          〇初投稿、初アウトプット。 不特定多数の誰かがこれを見ると思うと少し緊張する。 理路整然ではなく、思い付いた事を手当り次第書いていく。 〇9:11アメリカ同時多発テロ(2001年)から今日で19年経つらしい。 当時幼稚園児だったが脳裏に刻まれた事件で、私の最も古い記憶の一つとして未だに残っている。 このテロから1年程、朝のニュースはずっとオサマ・ビンラディン一色だった気がする。 ここまでは私が幼い時(自我の形成以前)に感じた事である。 〇ここからは私の自我が形成