自分の力が認められない時は何が原因?
就職してからでも、アルバイトでもいいのですが、自分が認められないと感じる時があるかもしれません。
多くの場合、自分が認められないのは「自分の思っている能力」と「実際の能力」に差があるときと、「わざとらしい」ときです。
人間だれしも、自分はできると思いたいものです。そのため、実際より自分を過大評価します。その過大評価していることに気づかないために、自分が認められないと感じます。
また、他にも原因があります。
自分は、これだけやっているのに、というのがあからさまに、「計算している」ということが他人から見える時です。
これも、評価の対象にはなりません。
いわゆる、要領の悪い人のやる、「要領が良いフリ」です。
私もいろいろな職場で人を見てきました。
「俺、これだけやっている」
というようなことをしていても、周りの評価する人から、
「あいつ、ワザとらしいよな」
と思われたら評価はされません。
でも、本人はなぜ、これだけやっているのに評価されないのだろうとわかりません。自分はよくやっていますけど、わざとらしいことに気づいていません。
ほぼすべての人が、他人からの称賛を求めています。
それが満たされないために、争いがおきたりします。
最初の「自分の力が認められない時」の対処法は、自分は力がないということを自分で認めることです。
では、具体的に何の力が足りていないのか。
それを振り返って、その組織なり団体なりで自分の役割や強みは何か考えます。
それを踏まえて自分の足りない部分を補います。
誰も必要とされていない部分でいくら力を入れても意味はありません。
必要とされる部分で、自分が何を出すのか。
それを見つけて、磨いていくことになります。
これは、どんなビジネスでも必要なことです。
学生で多いのが、「自分はちゃんとやっている」ということです。
「ちゃんとやっている」と思っているのは自分だけです。
他人のレベルで見たときにどうなのか。
自分を客観的にみることができるかできないか、という部分も必要な能力です。
実際に何かをできる能力、それと自分を客観的にみる能力です。