【Apple Watch お役立ちガイド】こうすればあなたの睡眠を上手に管理できる
健康管理編第1回では、Apple Watchのセンサーを活用したヘルスケア情報の測定機能について、第2回ではiPhoneの「ヘルスケア」アプリと連携する健康管理機能について解説しました。今回は、健康の要となる「睡眠」に注目し、その管理や記録方法について解説します。
第1回の記事はこちら!
第2回の記事はこちら!
iPhoneの「ヘルスケア」アプリで睡眠スケジュールを管理する
「ヘルスケア」アプリの「睡眠」の項目では、毎日の睡眠時間を記録したり、睡眠の開始時間や起床時刻などの目標時間を設定することで、日々の睡眠管理ができます。人間に必要な1日の睡眠時間は個人差はあるものの、平均的には6〜8時間と言われています。日々の睡眠リズムを記録することで、よりよい睡眠習慣が身につき日中の活動をさらに素晴らしいものにできるでしょう。
Apple Watchので「睡眠」のスケジュールを設定する
ヘルスケアアプリでの「睡眠」の設定は、Apple Watchの「睡眠」アプリに反映されます。iPhoneでの睡眠機能の開始後は、Apple Watchからでも睡眠時間や睡眠スケジュールの設定を自由に変更できます。
Apple Watchで毎日の「睡眠」を記録する
iPhoneのヘルスケアアプリの場合、睡眠の開始時刻や起床アラーム、目標とする睡眠時間の管理ができます。一方、Apple Watchを装着して就寝することで、これらの機能に加えて中途覚醒やレム睡眠など、より詳しい睡眠の記録ができます。Apple Watchの「睡眠」アプリで設定した睡眠開始時刻になると自動的に「睡眠モード」が開始し、あわせて睡眠の記録も開始されます。手動で睡眠を記録したい場合は、手元で睡眠モードを開始することもできます。
「睡眠」のデータを確認してヘルスケア管理に役立てる
Apple Watchで計測した睡眠データは、iPhoneとApple Watchの両方で確認できます。Apple Watchの画面では、その日の睡眠記録、睡眠時間、14日間の傾向が確認できるので、手軽に最近の睡眠状態を振り返ることができます。
iPhoneのヘルスケアアプリからは、より詳細に過去の睡眠記録や、睡眠中の呼吸数、睡眠中の心拍数なども確認できます。
Apple Watchの画面だけでは把握しにくい長期的な変化を知るためにも、確認方法を知っておきましょう。
睡眠を記録し眠りのパターンや質を知ることは、日々の体調管理に役立ちます。また、睡眠中の呼吸数や心拍数の変動や異常についても早期に発見することにもつながるでしょう。次回は、さまざまなデータをメンタルヘルスに活用する「心の健康状態」機能についてご紹介します。