Apple Watchでウェルネス経営をアップデート!
調査から見えてきた健康経営の目的と課題
アツラエでは、Apple Watchを用いて持続可能なウェルネス経営を
サポートしています。
近年は「ウェルネス経営」や「健康経営」といったキーワードに
注目が集まっていますが、これらの経営戦略に共通するのは、
従業員の健康を企業の重要な資産と見なし、労働時間の調整や
福利厚生の充実を図るという目的です。
特に日本では少子高齢化によって労働人口が減少しているため、
従業員が長く健康で働ける環境を整えることが
企業の持続的な発展につながると考えられています。
「健康経営優良法人」は企業の健康経営を評価する制度で、
経営理念、組織体制、評価基準など多岐にわたる項目が
評価対象となります。
特に企業が「健康宣言」をすることで、従業員全体が
健康の重要性を再認識し、改善のための実践に移す姿勢が
強く求められます。
アツラエは「健康経営優良法人」に認定された
「ホワイト500(大規模法人部門)」から153社を対象に、
健康経営に関する包括的な聞き取り調査を実施しました。
調査結果によると、企業が健康経営を推進する目的として
従業員の健康増進
生産性向上
を筆頭に挙げる一方で、
企業価値やブランドイメージの向上
従業員のモチベーション向上
従業員のコミュニケーション促進
離職リスク低減
という回答もありました(図1)。
また、健康経営に取り組む中で直面している課題について調査したところ、
社員が自発的に取り組まない。一部の社員のみが参加
施策が浸透しない
のほか、
ヘルスケアデータの収集
従業員の健康状態の管理・可視化
具体的な施策がない・少ない
健康経営に役立つデータがない・少ない
という課題が挙がりました(図2)。
なお、健康経営優良法人を認定する日本健康会議の令和4年度の調査では、
従業員の疾病予防や生活習慣病の重症化防止が重視されています(図3)。
ヘルスケアデータの「見える化」にどう取り組むか
これらの調査結果を総合的に分析すると、健康経営に取り組む企業の多くが
「従業員の健康増進」や「生産性向上」を目的として掲げている一方で、
従業員が主体的に取り組まないことや、「ヘルスケアデータの収集や効果の見える化」など具体的な取り組みに課題を抱えている傾向が
浮かび上がってきました。
企業側の対策の例として、オムロン ヘルスケアでは
従業員の疾病リスク把握のため、歩数や血圧などの測定を含む
全員参加型のウエルネスサービスを自社で開発しています。
また、スマートデバイスの活用もひとつの方法です。
アツラエの調査では、多くの企業がiPhoneやAndroidを導入済みで、
営業やマーケティング部門だけでなく全社で導入している割合も
42.1%と浸透度の高さが窺えます(図4)。
働く人のモチベーションを高めるには
しかし、スマートフォンをヘルスケアデバイスとして利用するだけでは、
多くの企業が挙げていた従業員の自発性やモチベーションの維持、
一部の従業員しか利用しないといった課題を解決することは
困難かもしれません。
そこでアツラエが注目したのが、iPhoneと組み合わせることで
シームレスにヘルスケアデータを集約できる「Apple Watch」です。
アツラエでは、Apple Watchのウェアラブルという特性や
使いやすいUIを活かし、「Wellness Aile」や「Personal Aile」、
「Factory Aile」といった法人向けウエルネスサービスを展開しています。
ウェルネス経営の実現には従業員が楽しみながら
健康的な活動を続けられることが重要です。
そのためには一人ひとりが「ワクワクする体験」を感じ、
チームでのコミュニケーションが生まれる環境を提供することが
必要であると考えています。
私たちアツラエは、従業員と企業の双方に利益をもたらす
健康経営の推進を目指しています。
今後もウエルネスサービスの具体的な機能や導入事例を紹介し、
このnoteでも健康経営の重要性をお伝えしていきますので、
ご期待ください!