【MEMO.3】ありがとう
「ありがとう」という言葉は、
言った人も言われた人も、
幸せにできる言葉だと思います。
そしてなにより、
お互いのコミュニケーションを
なめらかにする、とっておきの
言葉のような気もしています。
誰かのためになったって
思えるのは
ぼくにとって、とても幸せなことです。
そうして、幸せだって思えるから
自分も言われたいし、
してもらったら相手に言いたい。
それは誰に対してでも同じで、
相手が知り合いだろうと友達だろうと
親兄弟であろうと、ですね。
むかし、ぼくはあまり
「ありがとう」をちゃんと言えない
人間でした。
してもらえることが当たり前だと
思っていたのでしょう。
気づかないうちに相手に期待することばかりで、
色々な人をがっかりさせたものです。
「ありがとう」は
有ることが難しいと書いて、
「有難う」って言います。
だから、本来は
有ることが難しいくらい、
大切なことなのでしょう。
最近、一人暮らしをするようになって、
ぼくは親に対して、この言葉を
ちゃんと使いたいな、って
強く感じるようになりました。
思えば、親がいて、家があって、
着るものも食べ物にも困らなくて、
物理的な不自由はなく暮らせていることが、
とてもありがたいことですよね。
今日、『万引き家族』を観ていたら、
あらためてそう感じました。
ぼくは、いろんな人に支えられて
今を生きている。
それは、とてもありがたいことです。
だから、ぼくは今日もちゃんと
ありがとうって言おうと思います。
そして、支えてもらっている分、
だれかを支えられるように
この道を歩いていきます。
ありがとうって言葉の意味を
ちゃんと受け止めて生きていきたいから。
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