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それは、あくまで一つの情報。
録画していた将棋フォーカス(1月12日放送回・絶妙なレトリック“棋士用語”)を見た時のこと。
「10月の放送でやった「将棋パズル」の最短手数が22手だと紹介しましたが、視聴者の方から「21手でできる」「19手でできる」というおたよりが届きました。今からその手順をご紹介します!」と言って、実際にやっていた。
これを見た時に、「やっぱり情報を鵜呑みにしない&実際にやってみることって大事なんだな~」と私は思った。
「最短手数が22手」と聞いたら、普通の人は「そうなんだ」ってすんなり受け入れてしまうと思う。疑いもしないというか。
しかも、出題者は中倉彰子先生。
「女流棋士の方」って思うと、将棋をほぼ指さない私からしたら、自然と中倉先生のことを「将棋のすごい人」と上に見てしまうわけで。
そうしたらその「将棋のすごい人」の言ってることは正しい!最短手数は22手なんや!って実際にやりもせず、「それが正解だ」と思ってしまうわけで…。
でも、「もしかしたらそれより少ない手数でできるかも?」って思考になったら、本当にできちゃうこともあるんだよね。
そして、その思考になったのなら、実際に何回もやってみること。
やってみないと、本当に22手が最短手数なのかはわからない。
頭でわかることと、体感としてわかることは違う。
やってみないと本当の「わかる」にはならない。
今回は将棋パズルだったけど、日常でも同じようなこと、たくさんやってるんだろうな。
周りの情報を、全て「真実」と思っていたり、誰かを上に見て、その人が言ってるから本当のことなんだ!って取り込んでしまったり。
いつだって、その情報をどう取り扱うのかを決めるのは自分なんだ、って思った。
いつも以上に纏まりのない文章でごめんなさい。