2024年(令和6年)1月10日、私は化学物質過敏症患者兼喫煙者であるギタリスト、「大関慶治氏 @zekiterrorsquad」について下記の記事を書いた。

この記事の中で私はこう書いた。

化学物質過敏症の都合のよい考え
化学物質過敏症には独特の都合のいい考え方がある。それは「発症原因は個人により千差万別」というもの。それにより、ギタリスト大関慶治氏は「柔軟剤では苦しくなるけど、煙草ではならないから吸っていい」と許されている。柔軟剤不使用を訴える人も「個人によって違うから仕方がない」と、大関氏が喫煙者である事を指摘しない。多くの喫煙者が世の中で叩かれているのに大関氏だけは界隈の中で無罪放免。そうであるとすれば「煙草では苦しくなるけど、柔軟剤ではならないから柔軟剤は使う」という人も許さねば理屈に合わない。

A夫が過去25年の喫煙歴を持っていた事実

普通、「化学物質過敏症患者が煙草を吸っている」と聞いたらギョッとするのではないか。その最たるものは、横浜副流煙裁判で我が家を提訴したA夫である。

A夫は25年に及ぶ自分の喫煙を隠し(提訴2年前まで吸っていた)、そして病気の原因は藤井家の副流煙だと医師に訴え、下記診断書を手に入れた。そしてそれをもとに我が家を4500万円で提訴したのである。

・A夫⇒受動喫煙症レベル3(作田学医師作成)

・A妻⇒化学物質過敏症・受動喫煙症レベル4(作田学医師作成)

・A娘⇒化学物質過敏症(宮田幹夫医師作成)
             化学物質過敏症・受動喫煙症レベル4(作田学医師作成)

当時、私を含む近隣住民はA夫の喫煙を知っていた。よって「なんであいつが!!??」と皆なったのである。私も以前からたびたび見かけていた。

人に物事を要求する場合、「それにふさわしい人物か否か」というのは重要なファクターだ。A夫はどう考えても最もふさわしくない人物だったのだ。

だが、たとえ地元住民にはそれがわかっていても、裁判長が知らなければ意味がない。よって地域住民2名が「A夫喫煙現場、目撃地図(A家階下の元住人)」と「陳述書」の2通を裁判所に出してくれることになったのだ。

そしたら裁判はひっくり返った。詳しくは下記。

このような経緯から、私は大関氏が喫煙していることを知ったときに目を疑った。大関氏は曲がりなりにも化学物質過敏症界隈で一種のヒーロー役を担っているように見受けられる。

下記が大関氏に関する提灯記事である。

これを偽善と呼ばなくて一体何を偽善と呼ぶのか。

かたや我が家は「受動喫煙が病因だと訴える化学物質過敏症患者」により4500万円もの高額訴訟を3年にもわたり起こされ、かたや大関氏は喫煙者であるにもかかわらず、世の中の喫煙者の中で彼だけが特別かの如く、タバコを吸うことが平気で許されている。この対応の違いは一体何なんだ!?

受動喫煙症・化学物質過敏症界隈は、人がやっていなくても「臭った」と言い、やめる必要のない喫煙や柔軟剤使用を執拗に要請し続ける人らである。やられた側はたまったもんではない。我が家など、裁判で勝ってもなお疑われ続けているのだ。

ところが、‘他者の柔軟剤使用や喫煙にあれほどうるさい‘’彼らが、大関氏には何も言わない。言えないのである。

欺瞞も甚だしい。

おそらく大関氏は「自分が喫煙すること」を取材した記者には伝えていないのではないか。だとすれば、これもまた‘’A夫と同じ‘’で極めて不正直であり姑息である。記事を書いた新聞社にはすでに事実を伝え済みである。

さて、化学物質過敏症界隈にとってはマイナスでしかないこの事実を、みな優しく見逃した。いつもの柔軟剤使用者を叩く勢いはそこには見られず、お仲間・身内には、いたって優しい姿が露呈した。

もちろん喫煙するのは自由であり権利も有するが、他人に厳しく求めるのであれば、「その同じ厳しさ」を自身にも向けなければ自己中としかみなされない。

大関氏が喫煙を続けるのであれば柔軟剤不使用を他者に求める立場にないし、煙草をやめるにしても、もはや公で化学物質過敏症を人に唱えるに説得力がない。

真面目な化学物質過敏症患者がいるとすれば、大関氏のような行動は迷惑千万に違いない。

私の追及を受けてか、1月14日に大関氏はこうつぶやいた。ちなみに下記はすでに削除されている。

「オレが煙草やめれば済む話なんよね~。なんか、ほんとゴメン」

これを見て、私は下記の投稿を行った。

この投稿を私が行った数時間後に、大関氏は先ほどの投稿を削除した。

大関氏を擁護する化学物質過敏症患者ら

大関氏の投稿を遡ってみると下記のようなやりとりがあった。

「オレの存在が邪魔(迷惑)な場合は看板下げますね」

「看板」という言葉を使っているので、自分が香害運動の顔になっていることが大関氏自身わかっている。

これにお仲間からのコメントが続いた。


中には案の定、下記のようなことを言い出す人も現れた。

これは、冒頭でも述べたよう、「化学物質過敏症の病因は千差万別」というところから来ている。

が、このような言い分は通用しない。というのも、2021年、「カナリア・ネットワーク」の共同代表だった方が「喫煙者だった」ことを理由に退任した事実がある。「カナリア・ネットワーク」は、共同代表が喫煙者では世の中に対して説得力が揺らぐと判断したのだ。

これに比べて、大関氏に対する界隈の対応は極めてぬるい。お仲間なら許すのであれば、そもそも相手によっては「問題ない」ということである。


大関氏も障害年金をとろうとしているのか。

嫌煙家の登場

大関氏の投稿を見て、嫌煙家の人が寄ってきた。

このやりとりは大変違和感がある。なぜなら利権 護(りけんまもる)氏はいつも喫煙撲滅発言を繰り返している人だからだ。

よって私は下記の投稿をこの方に宛てた。

これで利権 護(りけんまもる)氏が発言を撤回しなければ、言動不一致ということになる。


大関氏による十数時間に及ぶスペースの開催

昨年末には別の疑問を抱く出来事もあった。これもまた大関氏が【十数時間に及ぶスペース】を開催した、というものだ。しかも一昨年末に引き続き、である。


下記からスぺースが長時間にわたり行われたことがわかる。


一般の人たちが楽しむのは大いに結構だが、日々、他者に「する必要のないこと」を要求し、いかに自分たちが苦しいかをアピールしている人たちが、年末の最も忙しい時期に多く集まって(百人以上いたのではないか)騒いでいることには大いに疑問を感じる。本当に苦しんで身体の具合が悪くて入院などしている人たちは、長時間に及ぶスペース開催や多くの投稿などしないし、出来ないだろう。

A家もそうだった。「苦しい・死ぬ」と言いながら、病院に行かず裁判に明け暮れた。それが「作田学医師と宮田幹夫医師が【治らない】と言ったこと」の顛末である。

作田氏の持論は「受動喫煙症に治療はない。唯一の治療法は相手に禁煙してもらうこと」である。そうして作田氏が「両家が仲良くなるように書いた」と述べる診断書をもって、A家は我が家を提訴した。

そしてA娘は宮田幹夫医師に診てもらい、化学物質過敏症の診断書をゲットした。裁判の中では堂々と障害年金の申請書まで提出されていた。やる気満々だった。結果、障害年金2級を得たとの情報が入ってきている。

私と支援の会でも「A家が治療よりも、我が家を訴えることだけに専念していること」をおかしいと感じ、時おり話題に上げていた。

【「元気がない、死にそうだ」と言っている人間が、嬉々として裁判に取り組んでいる様子】が奇異に映った。

そして、A家が我が家にいちゃもんを付けだして2年後、A夫のガンが再発した。その翌年A娘のガンも再発した。私も支援の会も「そりゃそうだ」と呆れた。

そしてガンが再発すればまたしてもA家は我が家のせいにした。

私と支援会がどれほど怒ったかは、ご想像いただけるだろう。


最後に

今でも毎日インターネットには、私たちが裁判で飽きるほど聞いた「A家とまったく同じ物言い」が溢れかえっている。

彼らはもっぱら被害者意識と運動化することには熱心だが、危機管理に甘く、何度も削除せねばならないような発言を繰り返す(花王裁判のCSのA氏も「(私の夫である)藤井将登がアイコスを吸う」とのデマを昨年流したが、事実無根と指摘され削除を拒んでいた。が、後日コッソリと消している)。

本気で化学物質過敏症のことを考えるのなら、二度と踏んではならない轍が横浜副流煙裁判には山ほどあるのだが、現在のところ【A家・作田学氏・宮田幹夫氏らが犯した過ち】から学ぼうという姿勢は見られない。だとすれば、今後も公での批判から免れることはできない。



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横浜・副流煙裁判・冤罪事件における裁判資料及び未公開記録の公開~事件をジャーナリズムの土俵にのせる~
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