甘くない「柚餅子(ゆべし)」(奈良県十津川村)
奈良のお土産で、柚餅子(ゆべし)をいただきました。
わらに包まっていて、ころんとしています。
爆弾みたいな外見です。
そういえば小さい頃の納豆はわらに包まっていたっけなぁ(遠い目)。
ゆべし、と聞くとお菓子ですよね。
でも、甘くないんです。
理科系夫は、甘い和菓子と勘違いしていて、コーヒーのお供になるところでした。
奈良県十津川村。深瀬のゆべし。
手間がかかっています。
これは保存食ですね。
幕末の頃は兵糧食として、十津川郷士が携帯していたそうです。
といっても、なんだかイメージが湧きません。
開けてみましょう。
玉ねぎみたいに見えている、結んである部分をていねいにほどきます。
ハサミで切ってもいいんですけど、なんとなく手でほどいた方が情緒があって。
中に焦げ茶いろの、丸いものがー。
真空パックになっています。
これもあけましょう。
おお、茶色いお団子みたいな感じ。幼稚園の時よく作ったような。
切ってみましょう。
これをどうするのか。
パンフレットに書いてありました。
ふむふむ。なんだかわかってきました。
薄く切ります。
もう少し拡大してみましょう。
そのまま食べてみると、
ゆずの風味が広がります。あわせてお味噌が熟成したような味わいが。
チーズとはさんでみると、これは立派なお酒のつまみです。
なかなか、おしゃれ。
いちどにたくさんは食べられません。
少しずつ食べて、ゆずや熟成した味噌の味わいを楽しみましょう。
次の日の朝、お味噌汁に入れてみましたが、
ゆずの香りがして味わいが深くなりました。
ただし、もともとの味噌の量を少し減らしておいた方が良いです。
大根おろしやとろろだとまた違う味わいになりそうです。
お酒がすすみそうなおつまみです。
日本酒の好きなあなたにオススメ。
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