![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/144218818/rectangle_large_type_2_fa894341793f88438a7251706485baad.png?width=1200)
処分に困るコレクション~どうする?映画のパンフレット~
来年、還暦になります。
そろそろ身辺整理、捨て活をしようと押し入れをあさっていたら忘れていた「コレクション」が出てきました。
さて、どうしたものかと思っていたところで見つけた
noteのお題企画「#私のコレクション」。
せっかく引っ張り出したのでお題にのっかって公開します。
昭和の後期、私が10代から20代前半頃に見た映画のパンフレットです。
最近は映画館に行ってもパンフレットを買うことはないですが、当時はお決まりのようにパンフレットを購入していました。
少ないお小遣いをやりくりして見に行った映画の数々。
ミーハー気質丸出しですので笑ってください。
![](https://assets.st-note.com/img/1716625613906-uEj2CXE00j.png?width=1200)
パンフレットはありませんが、『スーパーマン』シリーズは1~4まで見た記憶があります。
主役を演じたクリストファー・リーブは落馬事故で脊髄損傷したというニュースを聞いたときはショックでした。
壮絶な人生を送った彼が亡くなってもう20年。
時間が経つのは早いですね。
おそらく同世代の人は『スーパーマン』より『スターウォーズ』が好きな人が多いでしょうが、私は『スターウォーズ』は1作も見ていません。
テレビ放映を見て車酔いのようになって途中でギブアップしたこともありますが、「今まで見ていないのだからこれからも見ないでいこう」と謎のマイルールを作ってきた気もします。
おかしな話です💦
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/141798333/picture_pc_f33d2c434cf6dd7f66c8894847237831.jpg?width=1200)
『ロッキー』も4作すべて映画館で見ました。
1、2作目を感動したので3,4となし崩し的に見たのか、内容を読んでも今ひとつ思い出せず……。
残念です。
次のラインアップは感動した映画の数々。
(『張り込み』は感動ものではないですがスペースの関係で入っています。
でも、おもしろい映画でした)
![](https://assets.st-note.com/img/1716625750241-N7Dp0zdxwh.png?width=1200)
『カイロの紫のバラ』は映画の主人公が現実社会に飛び出してくるお話。
2018年に公開された綾瀬はるかと坂口健太郎によるラブストーリー『今夜、ロマンス劇場で』はこの映画をオマージュしたそうです。
パンフレットはありませんが、ディズニーアニメのプリンセスが実写の世界に飛び出してくる『魔法にかけられて』もステキな映画でした。
『風と共に去りぬ』は製作50周年記念リバイバル上映を見たようです。
公開されたのは生まれる前でしたから。
原作ではあまり感じなかったのですが、主人公のスカーレット・オハラの生き方が身勝手に思えてレッド・バトラーがかわいそうだと思ったことを覚えています。
話題の大作を選んで見ていましたが、実は当時、推しメンがいました。
ポール・ニューマンです。
若い頃の彼の映画が好きで1番好きなのは『スティング』。
そして『明日に向かって撃て』。
残念ながら映画館ではなくテレビでの視聴です。
映画館で見たのは彼の晩年の作品。渋いです。
![](https://assets.st-note.com/img/1716625731941-ObtyUIiyhD.png?width=1200)
当時、もう1人推しメンがいました。
三浦友和です。
その頃「百恵&友和」のゴールデンコンビと言われていましたが、世間の評判は百恵ちゃんのことばかり。
三浦友和は大根役者なんて言われていました。
そんな彼もいまや演技派だとか渋い役者だとか言われるようになって、古参のファンとしてはうれしいようなさみしいような複雑な気持ちです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/141845049/picture_pc_0958d8c6501fdc8fc649d2f17310125e.jpg?width=1200)
当時、邦画はたいてい2本立てでした。
百恵&友和映画とともに上映されていたのは、他のアイドル主演の映画。
桜田淳子主演のものやピンクレディーが主演のもの。
すっかり忘れていたころをパンフレットに裏表2本分あったので出しました。
そういえば当時は入れ替え制ではなかったので、気に入った映画は続けて2回見る(同時上映の1本をはさんで)こともありましたね。
すべて見終えると約6時間。おにぎりを持ち込んで見ていた中高時代。元気でした。
『黄金のパートナー』は当時ダントツ1位だと思っていた作品です。
藤竜也もステキでした。そんなに評判にならなかった映画なのでもう見ることができないかと思っていたら、今回DVDがあることを発見。
借りてみようかな。
邦画の懐かしい作品のパンフレットも出てきました。
高倉健さん(健さんは敬称をはずせません)は晩年の映画をよく見ていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1716625692879-LGrKH0Mu8i.png?width=1200)
実は中学時代の愛読書が、横溝正史の金田一耕助シリーズだった私。
当時「読んでから見るか、見てから読むか」で角川文庫と角川映画がブームで金田一耕助の映画が次々と公開されていたのですが、私にとっては金田一耕助は古谷一行がベスト。TBSドラマが1番でした。
テレビでしか見られない “古谷“金田一が映画になるというので喜び勇んで見に行ったのが『金田一耕助の冒険』。
最悪でした……。すっかり忘れていたのに、パンフレットを見て時を超えて怒りがフツフツとわき上がってきたのには驚きです。
腹を立てていたのにパンフレットを買ったのはなぜなのか、不思議だなあ。
すっかり忘れていた映画のパンフレットを眺めていたら昔の記憶が蘇ってきました。
処分しようと引っ張り出してきましたが、あっさり捨てるのは惜しい気がします。
捨て活はなかなか進みませんね。