甘いものが苦手な人のためのキャロットケーキ
こんにちは。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
最近キャロットケーキを焼いている方の記事がいくつか目に留まり、ふと焼いてみたくなりました。
キャロットケーキをはじめて焼いたのは、小学校の頃だったかな。
ケーキに人参を入れるの?
と驚いたのを覚えています。
大人になってからは、焼く機会も食べる機会もなくキャロットケーキとは大分ご無沙汰していました。
たまにショーケースに並んでいるのを見ても、
「うわぁ、甘そうだなぁ!」
とたじろいでしまう。
あの上に乗っているフロスティングがそう思わせるのかもしれません。
あれは砂糖の塊なのかと思っていたら、何とクリームチーズなんですね。
それなら食べられそう。
何せ昔から甘いものは苦手。
どら焼きや大福は餡子を出して皮だけ食べる。
カフェや喫茶店にお茶をしに入っても、スコーンやトーストみたいなものが食べたい。
ケーキを食べるなら焼き菓子のような程よい甘さのものがいいのです。
キャロットケーキと聞くとそんなに甘くないんじゃないかという錯覚に陥ります。
さて、作るまえに食べてみたいなと思ったのですが、何処にでもあるわけではないので探すのが面倒。
作るだけにしました。
基本シンプルなレシピが好きですが、キャロットケーキには色んなスパイスの香りや風味、食感を感じられたほうがいいような気がして、副材料モリモリのレシピで作ってみました。
【材料】
薄力粉 60g
人参 120g
卵 1個
米油 40g
砂糖 30g
ベーキングパウダー 小1.5
シナモン 小1
ナツメグ 小0.5
五香粉 少々
レーズン 30g
胡桃 40g
白胡麻 7g
塩 少々
【作り方】
ボウルに卵を割り入れ、砂糖、米油、すりおろした人参の順に入れ泡立て器で良く混ぜる。
スパイス、レーズン、胡桃、白胡麻、塩を加えて混ぜたら小麦粉とベーキングパウダーを振るい入れ、ゴムベラで練らないようさっくりと混ぜる。
30分程寝かせたら、好きな型に流し入れ180℃のオーブンで40分ほど焼く。
串を刺して、生地が付いてこなければ焼き上がり。
自分の好みで砂糖はとても少なめに。
フロスティングはなしです。
スリムロング型に入れて焼きました。
自分一人で食べる分なので、極少量です。
夫は生クリームやチョコがたっぷりのふわふわな甘ーいケーキが好み。
こんな大人の渋いケーキは食べないな。
人参を120gも入れたのに、人参の主張は全くありません。
かなり適当な感じで作ったので味が心配でしたが、スパイスが効いていて、甘さもちょうど良くコクがあって後ひく美味しさでした。
人参の水分で生地がしっとりしているし、色んな味がするのに全部が喧嘩せず調和していて、自分で言うのもなんですが美味しく焼けました。
焼き菓子は日持ちがして、どんどん味が変わっていくのも楽しい。
パンだけでなく、たまには甘さ控えめのお菓子もいいな。
なんと言っても材料を混ぜたら短時間で出来上がるのが魅力です。
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