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人知れずひっそり経営するお店には不思議な魅力がある。
こんにちは。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
最近、住宅街で密かに始めた飲食店が増えてきている気がするのはわたしだけでしょうか?
そして、ちゃんと人気だったりします。
以前の記事で紹介した
「麺や さくらい」さんや
「sakatsuji」さん。
二店とも、駅から10分以上離れた静かな住宅街にあります。
以前の感覚だと、
「繁華街から離れた静かな住宅街でお店なんか始めても人なんて来るんだろうか?」
と思っていました。
わたしも自宅ネイルサロンをしているので、正直住宅街でネイルサロンを始めても、誰にも気付かれないしお客さんなんて来るんだろうか?
と不安でした。
でも時代は、すごいスピードで変化しています。
人が賑わう繁華街のお店より、あえて目立とうとせず人知れずひっそりと経営するお店に不思議な魅力を感じて、人は集まってくるようです。
「まだあんまり有名じゃない、わたししか知らないお店。」
という位置付けのお店があると、何だか自分だけの特別なお店という感覚がして、優越感に浸れるのかも知れません。
最近、家の近所にクレープ屋さんができました。
テイクアウトだけの小さなお店です。
「へー。」なんて思ってお店の前を通るうちに、いつの間にか行列が出来るようになっていました。
あまり甘いものを好んで食べないので、興味ないふりをして通り過ぎていましたが、並んでいるからには食べてみたい。
陽気がいい昼下がり、何だか気分が良かったので並んでみました。
まだオープン前ですが、すでに行列が出来ています。
男性の店員さんが外に出てきて、キビキビとお客さんの対応をしています。
1人の職人さんが注文を受けてから焼くので、時間がかかることや、なるべく早く食べて欲しいこと、注文は1人2枚までなどなど、細かく丁寧に説明してくれます。
クレープ屋さんに並ぶのは、女性ばかりだろうと思っていましたが、意外や意外、スーツを着たサラリーマン風の男性も難しい顔をして並んでいます。
可愛らしい店先。
あまり派手な装飾をしていないので、パッと見るとクレープ屋さんとは分かりません。
そこがまたいい演出。
メニューも実にシンプルです。
選ぶものがたくさんありすぎて、ワクワクするのも良いですが、人間は多すぎると決められなくなるという弱点もあります。
これくらいがちょうどいいのでしょう。
30分くらい並んで、できました。
バターシュガークレープ。
想像していたより、軽くバタークッキーのような風味を感じます。
食感はパリパリ。
バターとお砂糖の香りって、幸せになりますよね。
食べたことないですが、フランスでクレープを食べたらこんな味なのかも知れません。
住宅街の小さなお店を見つけると、何だか応援したくなりますね。
頑張れー!