青森と岩手 夏のおわり旅〜1日目〜
頭痛もちである。薬を飲むタイミングをまちがえると3日は寝こむ。
夏が苦手だ。
夏にひとは旅行をする。
わが家は夏はひきこもる。
さいわい今住んでいるマンションは陽ざしがほとんど入らないので、カーテンを閉めきりクーラーをまわし続けて乗り切った。
夏の終わりに旅。
楽しみにしすぎたのか、頭痛をおこしてしまう。
寝ているだけでも体力が奪われてへろへろ・・・
そんななか、旅が始まった。
テーマは「初、東北の北のほう」。
サブテーマは「あまちゃん」。
東北地方は仙台しか行ったことがない。
行きたいところは多すぎて東北地方は広すぎる。
NHK朝のテレビ小説『あまちゃん』の舞台は久慈だが岩手県盛岡市からは移動がすこし大変。そんな理由から、青森県八戸市に宿泊し、八戸から久慈へはレンタカーで日帰り観光することになった。
それにこうすることで青森県・岩手県の二県を旅できる。
東京から「はやぶさ」に乗って数時間。
は ち の へ
八幡駒（やわたうま）がおでむかえ。
ここですでにかわいいのだ。
思ったより「かわいい」はこれから続く。
青い森鉄道に乗り換え、本八戸駅へ向かう。
本八戸の繁華街の中のホテルへ。
頭痛薬を飲んで少し寝る。
肌寒いのがありがたい。
夜。
吉田類の居酒屋放浪記とコラボした、居酒屋ガイドマップがある。
「サバの駅」でごはん。
鯖が大好きなのでメニューを眺めているだけで悶絶だ。
さば寿司
揚げたさば（揚げられたさば）
さばの漬けてある丼
鯖を愛する人はここに来るべき。
食べながら、いとうせいこうさんが
「走馬灯はだいたい80枚くらい」と言っていたことを思い出す。
人生何年で終わるのかわからないけれど、思っているより少ない。走馬灯はゆっくり回るのかもしれない。
その中の貴重な2枚をこの鯖フォトに捧ぐ。
「サバの駅」
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