映画感想、『パブリック 図書館の奇跡』
2020/09/15(火)
朝、黒豆・ヨーグルト・ミューズリー。
昼、パン、コーヒー。
夜、ご飯と肉じゃが。
ひさしぶりにつけたピアスによって、右のピアスホールだけやや腫れている。消毒液を探したけれど、見つからなかった。ピアスホールをあけたばかりのことを思い出すので、良い。
わたしは両親にとって第一子なので、髪を染めたときには泣かれたし、それはピアスホールをあけたときももちろん同じだった。
母は泣いて落ち着いたのか、スタッドがゴールドのピアスを買ってくれた。それをいまだにときどき着けている。
6ヶ月半ぶりに映画館に行った。
沼津まで7年ぶりに御殿場線に乗って行った。
家をぎりぎりに出たので早歩きをするはめになって、最後は駅のホームまでの階段を脚がつりそうになりながら走って、というのもこれを逃すと次の電車まで30分あいてしまうからで、走って乗り込んだ二両の電車内であわててマスクを着けて、呼吸困難を心配した。
映画は、『パブリック 図書館の奇跡』。
大寒波の夜、行き場をなくしたホームレスが図書館に立てこもり。市の緊急シェルターは満杯で、ここしかない。それは平和的なデモだったが、政治的な意図を含ませる検事や、センセーショナルに取りあげるメディアによって、危険な立てこもりだと思われ……
ユーモア、ストーリーの誠実さが、テーマの重さをやわらげてくれる。それはただ甘く味つけするのではなく、ときに"make some noise!!" と声をあげる勇気も伝えてくれる。
なぜひとは学ぶのか。
それは誰かのために行動できるように、自分を成長させるため。
なぜ依存症から抜け出してほしいのか。
あなたは愛されているから。
10代の必読書を読むことは、読書リストをぶ厚くするためじゃない。
誰かの心の痛みを理解するため。
楽しくて、心に大きな音が響いた作品だった。
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