攻めの八方美人|「コロナで個人消費の動向が変化」|毎日日経#25
記事内容要約
コロナで人との接触を避ける嗜好から、個人向けのアウトレット用品やスポーツ用品など、「ソロ」活動に向いた商品が業績を向上させている。
また恐慌の中で節約志向が強く働き、1ドル店舗(日本で言う100均)が好調だそうだ。
裏を返せば、接触回避の文化が根付き、コロナ下でのニューノーマルが進んだ時、こうした会社はまた廃れていってしまう可能性がある。
GOLDGYMがつぶれたようにね。
攻めの八方美人、八方美人ビジネス
新聞には、好調の企業と不調の企業のニュースが同じ記事にたくさん載る。
あっちがうまく言ってるけど、こっちはだめだ。と。
ここで思うのは、何事も八方美人が最終的には勝つ可能性が高いのかもしれないということ。戦略としてシェアを獲得したり、知名度を獲得する段階においては、ランチェスター戦略のように、少数でも勝利を掴める尖った戦略が良いかもしれない。
だが最終的には誰もが必要とするインフラ的な八方美人ビジネスがこういった危機でも生き残っていくのかもしれない。どんなに危機でも必ず必要とされる分野に根を張り、相手の企業が成長することを願ってビジネスを展開する。今生き残っている企業が運なのか、”必要だからか”よく見極める必要がある。
嫌われてもいいって覚悟でいるから、好かれる。
ただ、攻めの八方美人でいることは己の中に強い精神が必要だと思う。
「嫌われたくない」という気持ちからくる保守的な八方美人は自分に実力がないことがばれた瞬間に、自分自身も他人からも嫌われる。
ビジネスもヒトも、本当に相手のことを思っているならばダメなときにダメと言わないといけない。もしかしたら関係が切れてしまうかもしれなくても恐れずにその重い一言を相手に伝える勇気が必要だ。
僕の言う攻めの八方美人とは誰もに好かれることはなくても、誰もが必要とするものだ。「あいつ、むかつくんだけどどうしても嫌いになれない」そんな人間やビジネスでいたいけど、そのヒトや会社の心の中はすさまじく強い精神でできているんだと思う。
「憂きことなほこの身に積もれかし 限りある身の力ためさん」
熊山蕃山の歌。務める会社の社長が最も大切にしている言葉。
何よりこの言葉に集約されている。
他人から文句を言われ陰口を言われても負けない強い心、強い思い。
世の中の不運や不幸よ全て自分に集める覚悟、
そしてその不運不幸を跳ね返すだけの力を持つ覚悟。
今日は休日。
寝る前の少しの間、憂きことを跳ね返す力を鍛えるために、本を読み、筋トレします。笑
お読みいただき、ありがとうございました。