「とりあえず、使ってみる」| 毎日日経#16
「キャッシュレス」
お金を管理する人にとっては、現金とキャッシュレスが混在している状況は本当に煩雑だと思う。
PayPayを禁止された父
ついこないだも父がPayPayに1万円をチャージして買い物してたら、母に「PayPayだと領収書が出ないから使わないで!」と。
60も過ぎてキャッシュレス決済に挑戦しようとする父の心意気は素晴らしいと思うし、現金を使わない体験を経ることができたのが、今回のキャッシュレス還元事業での成果でもある。
母が欲しいのは結局「領収書」
一方で母も至極真っ当。
結局、日常の決済をデータ化するだけでは収支を管理できないもんね。特にその変革期、過渡期には不満がたくさん溢れる。
個人的にキャッシュレスを阻む壁は、日本でクレジットが多用され過ぎていることだと思っている。後払い手段は支払いと請求に時差があるから、お母ちゃんが金を管理することが多い日本では普及が難しい。
現金文化の善し悪し
"現金で払う"という文化を変えるには時間がかかると思うけどここで諦めちゃいけないし、"現金"が育んできたお金をモノとして大切に過ぎて使っていく文化は残していきたい。
八百万の神、キャッシュレスにも宿るの?
八百万の神は紙幣、硬貨にもいると思ってるから、その文化を上手にキャッシュレスに載せられないのかな。
まだその段階じゃないけど、日本人は文化の吸収が本当に上手だから、他の国とは違った良い意味で独自のキャッシュレス文化を育めると思う。
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