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「売れるLP」が売れない理由

2024.11.3 午後14:47
散歩しながら執筆中…


今日は横浜から来られた
クライアントさんとお茶をしてきました。


元々お仕事で一緒になった方なのですが、チャットのやり取りのなかで同郷であることが発覚し、帰省されるタイミングに合わせてカフェ集合…

最高の出会いに感謝です。


もーりーさんのnote♡


私より業界経験が長~く、大大大先輩なのですが、気さくにおしゃべりしてくださり、たくさん褒めてくださり、大好きになりました(チョロい)


「クライアントワーク」について
話していく中で思ったのは、

作業者レベルで
できることには
限界があるよね。

ということ。


例えば私たちのようなライターは手を動かすのが仕事で、作業者として働いている方が大半です。

それ自体は悪いことではないですが、例えばLPを書く案件があったときに、下記2パターン存在するんですよね。


①制作会社の1メンバーとしてジョインする(同業者にサービスを売る)
②エンドクライアント(他業界)にサービスを売る


今までは、ライターとしての主な働き方は①だったと思います。

ところが最近「作業者ライターレベル」の人が②の仕事を取りに行こうとしているのをよく見かけるんですよね。


作業者レベルで人材が飽和していたり、AIが登場したり、そういったことも原因の1つだと思います。


先に言っておきますが、どちらの働き方も貶めたりするつもりはありません。


②の仕事をしようと思ったときに、例えばLPであれば少なくともライティング・デザイン・実装ができれば完成まではします。


「LP完成」「納品」
ができてしまいますよね。


ところが、LPという”モノ”が出来上がったからと言って、クライアントは集客ができるか?というと、それは全くの別問題なんですよね。

モノはできたけど、そのモノをどこに置いたらいいのか?どう活用したらいいのか?ということが分かっていないパターンも多いのです。


例えばLPだったら、広告を回すなりSNSに載せるなり、何かしらの方法でWeb上にアップしてあげなければ(人目に触れなければ)当然ながら集客に繋がりません。

それ分かったうえでサービス提供できてますか?


例えばあなたがお菓子作りが趣味だとして『これは世界一おいしいチーズケーキだ!絶対に売れるはず!』と思ったとします。

じゃあ、どうやってそれを売りますか?


自宅のキッチンに置いておいても
きっと誰も買いに来ないでしょう。

庭先に並べても売れないでしょう。


『世界一美味しいケーキなのに……』


さて、困っていたある日「売れるLP作ります!」と営業メールが届きました。そこで実際にケーキの販売用LPを作ってもらったとします。


「納品完了」連絡来ました。
報酬の振込も終わりました。
ページも公開できて、準備万端。

素敵なLPに仕上がって大満足。


さて、このLP、どうしますか?

どうしたらいいか、わかりますか?


どうしたらより多くの人の目に触れますか?
どうしたらケーキが売れますか?
もし分からなければ、誰に相談しますか?


・・・つまりですね、そもそも

・Webのことはよく分からない
・SNSも別に頑張ってない
・広告を回す予算はない

というクライアントに「売れるLP」を作ってあげたって、どうしようもないわけです。

ライターとデザイナーが「売れるLP」だと、本気でそう思って作ったとしても、売る場所が分からないクライアントは結局「売れない」のです。


あなたが実際になにかを販売したいと思ったときに、30万とか50万とかかけてLP作れますか?


その答えがすべてだと思います。


結局クライアントのお金なんですよ。
自分で同じことをやろうと思ったら
ビビッて払えない。

本当に成果が出るか分からない状態で高額な商品サービスを買うのは誰だって怖いのです。


その「痛み」を知らない状態で、とりあえず自分にできることを高値で売りたいがために、サービス作ってないですか?


ってことなんです。


地域のお客様しか来ないような地域密着型の店舗が全国に広告をかけて「売れるLP」を置いておいても当然売れないのです。


その予算があるんだったら、チラシを作って地域にポスティングした方がよっぽど集客につながるかもしれません。


そういうところまで考えてあげてますか?
痛みや恐怖を理解していますか?


私はこれに気づいてから「ライターにできることなんて限界がある」と思うようになりました。


じゃあライターはLPを書いちゃダメってこと?


いえいえ、そうではありません。


先述した通りクライアントパターン①では、その全体像をきちんと見て本当にクライアントのためになる提案ができる人が上流にいます。


だから「売れるLPを書けます」という言葉に違和感をまだ覚えないうちは、制作会社や広告代理店の1メンバーとして、作業者として働いていた方がいいんです。


というか、本当に人よりも優れたライティングができる・実力のあるライターさんなのであれば、そういう場所でライティングだけに集中していた方が絶対に実力を発揮できます。


だから、自分が「作業者として優秀」なのか「指揮官として優秀」なのか?そういう視点で働き方を選べばいいと思うのです。別にどちらが偉いとかではなく、役割なんですから。



・・・・・

と、色々書きましたが、今日お会いしたもーりーさんと話しながらそのようなことを思ったのでした。


10数年、このWebの世界にいらっしゃる方ですが「まだまだ勉強が足りない」とおっしゃっていました。


クライアントワークって何だろう。
ライターって何だろう。

と考えさせられた1時間なのでした。


(書くの疲れたのでむりやり締めるスタイル)



ではでは、また明日~


ちよっこ🐣

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