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写真で振り返る!Twitterフォロワーと征く関西2泊3日回想録(2019年3月)

関西。東日本ド真ん中に生まれ育ち、一時は首都圏に移住し、そして出戻りしてきた自分にとっては、文字通り程遠い存在である。
地元いわきからの場合、特急&新幹線なら片道で半日と2万円は飛ぶ(よく父が大阪出張に行っているが毎回苦労しているようだ)。片道一万円ちょい(だったかな)の夜行バスはコロナ到来を待たずして事実上の廃止。伊丹への飛行機定期便はあるが空気。というか飛行機自体未だに乗ったことがない…
そんな訳で大学以前に関西ないし関東以西に進出したのは、小学生2年生の頃に愛・地球博にツアーで行った時(当時の自分はその近くでやってたポケパークに行きたがってた)と、高校2年の広島&関西への修学旅行の2回だけだ。

しかし上京し(埼玉なので厳密には上京ではないが、どっちでも同じようなもんじゃろって事で以後便宜的に"上京"表記とする)大学生になると一変。四年(半)の間に実に二度も関西に出る機会があった。物理的に距離が縮まるだけでこうも行きやすくなるものなのか。
一度目は正に若気の至り、2017年1月の実質日帰り大阪弾丸遠征。ソニックのライブイベント目的で敢行したものだ。これについてはソニックのバースデーである6月分の記事で書こうと思う。『#わたしの旅行記』の期間が6月上旬までなので、期間中に合わせようとすれば今年は23日キッカリには出せないのが惜しいがやむを得ない。別に賞狙いとかでは全くないんだけども。賞狙いで本気で執筆されている方々には申し訳ないと思っている。

そして二度目が2019年3月の2泊3日京都・大阪滞在。今回はこれについて書こうと思…ったのだが、いかんせんもう記憶の大部分があやふやなのでうろ覚えで書くことになる。故に当時の同行者や現地で会った人たちに取材協力をお願いしたりもした。ご協力ありがとうございました。
それでも細部は異なる部分が多々あると思うが、そこはご了承いただきたい。


事の始まり

上京当時からTwitterで知り合った方々と実際に会う事は多かったのだが、その中の一人が丸加戸くんという大学生(当時)だ。なんと住んでる場所が同じ沿線沿いで距離もすぐ近く。世間とはしばしば自分が思っているよりも狭くなるものである。
故に彼とは特に現実での交流が多く、焼肉やちょっと高い寿司を食いに行ったり、彼の趣味で近場の割と有名な神社に行ってみたり、「男ひとりで観に行くのも恥ずかしいから」と彼に誘われて『天気の子』を観に行ったりもした。映画もとても良かったし、そういう誘いが無ければ観ることも無かっただろうから彼には感謝している。
(この件があったので新作の『すずめの戸締まり』も気軽に観に行けたのだが……これについてはいずれどっかで打ち明けたい。ややネガティブ寄りな話なのでnoteに書くかは悩み中)

そして2019年年始の大学3年後期終盤。この時点で半年の留年が半ば確定していたのは内緒だ。「せっかく生協のサービスでお得に旅行できるし一度はこれ使ってどっか行きたいなー(合宿免許は別)」という思いは入学時から既にあったが、遂にこの後期終了後の春休みのタイミングでの敢行を決意。京都の方は神社とかそういうのも多いし、せっかくなので丸加戸くんも誘ったところ快諾してくれた。更についでに、この機会になかなか会えない関西側の知り合い達とも会ってみよう!と色々画策。彼らからも快く了承していただけた。
バスや新幹線・ホテルの予約やら向こうで会う人とのスケジュール調整やら、期末テストとかもそっちのけで色んな準備に明け暮れる日々。お前は留年への危機感というものを少しはだな。そんなこんなで遂に決行の時は来た!


…とここまでいつものように勢いだけで書いてみたが、これを書いている今現在凄まじいスランプに陥ってしまった。文章だけでなくあらゆる事が全てダメ。それで凹んで精神状態が悪化して更に何も上手くいかず…と負のスパイラルにドハマりしてしまった。
しかしそれでも『今年は一ヶ月に一回記事投稿』という自分で決めた目標がある以上、放棄するわけにもいかない。よって大幅に予定を変更し、以下データに残っていた写真を中心にあっさりめの文章を付け足す、写真日記的なスタイルで書いていくこととする。


1日目

前日22時頃に東京駅近くのいつもの駐車場から発車した夜行バス。4列シートだが仕切り・キャノピー・リクライニング付きと比較的かなり快適だった。丸加戸くんはそうでもなかったようだが。
6時ちょい過ぎくらいの早朝に京都駅に到着。さすがにこんな早くだと構内もガラガラだ。
同じく早朝の京都タワー。こんな駅前ド真ん前にあるものとは思わなかった…
7時半頃に伏見稲荷大社に到着。こっちもガラガラ。降りてきたのは9時過ぎだったがその頃には既に人でごった返してた記憶。
有名な千本鳥居。
しかし本当に千本くぐるまではかなりの距離を歩く…というか登る必要があり、体力ヘボヘボでコンジョナシの自分は途中でギブアップした(丸加戸くんは最後まで行ったっぽい)。
下山途中の道は妙に野良猫が大量にうろついていた。
これも下山途中に撮ったもの。
今見てもこれで800円はボッタクリもいいとこだと思うんですがいかがでしょうか。
一旦丸加戸くんと別行動。京都水族館に来た。
入口入ってすぐに大量のオオサンショウウオが積まれていた。東日本側じゃとても考えられない物量のオオサンショウウオ。
ショップでも凄まじい物量のオオサンショウウオ。この大きさとはいえ25Kのぬいぐるみとは一体…
京都タワーからの景色。
任天堂本社もバッチリ。

(この後北側の方で色々神社とか見て回っていたらしい丸加戸くんと合流して大阪駅前のホテルへ。一日目終了。)


2日目

(この日はほぼ終始別行動。)

2日目は各地の水族館をそれぞれ関西住みの知り合い達と見て回ろうという計画。最初に来たのは今は亡き神戸市立須磨海浜水族園(通称須磨水)。
ここで会った知り合いI氏(仮名)(写真左)はTwitterを始める前からの関係で、高校時代の修学旅行時に神戸の異人館での自由行動の際にも行動範囲を抜け出して落ち合った事がある。この辺の話は長くなるので今回は割愛。
今まで首都圏を中心に色んな水族館を訪れたが、その中でも特にこの須磨水は個人的評価がとても高い。
公営の水族館特有のあのちょっと古臭い雰囲気というか、そういうものに何故か特別惹かれるのだ(同じような理由で公営運営の葛西臨海水族園もかなり好き。アクアマリンふくしまは……地元なので正直飽きた)。
だからこそ閉館前にもう一度くらい訪れたいと思っていたが、結局それは叶わなかった。
↑の大水槽は上の階から覗ける。こういう展示方式にも自分のツボはかなりハマりやすい。
本館内の階段踊り場に飾られたステンドグラス。こういうのにも自分の以下略。
確か熱帯館のデカい水槽のデカいピラルク。
須磨水の敷地内は、本館を中心に様々なコンセプトの別館などが並び立つスタイル。こういうのも今どき珍しいな〜とか思いながら回っていた。
一転して関西の水族館の中では最大規模の海遊館。
こっちではメインの名義とは別のアカウントでの知り合いA氏(仮名)と合流。
彼は後に当時自分の住んでいた川越にまでわざわざ遊びに来てくれたとてもいい奴だった。今はどうしているのだろうか…
ここの目玉はやはりジンベイザメだろう。今も恒常的に展示しているのは沖縄の美ら海水族館以外ではここだけ。
…と思ってたが、調べてみると全国5箇所くらいあった。意外といるように思えるが、東日本には現状ゼロ。なんでも茨城のアクアワールド大洗での展示計画があるようだが、あまり本気にはしていない。
別に喧嘩してるわけではないのだろうがそういう風に見えるカリフォルニアアシカ。
こっちは全部嫌になっちゃった時の俺みたいな格好のカリフォルニアアシカ。
カマイルカの水槽。
イルカを展示しているにも関わらずイルカショーが無い水族館というのは地味にかなり珍しいのではないだろうか。それでなくてもこういう地形とかが作られてる、ちゃんとした水槽で展示されてるイルカというのもなかなか見ない気がするが。
お目当てのジンベイザメ。
すごく…大きいです…と言いたいところだが、正直思ったほどデカくはなかった。美ら海の方はもっとデカいのか、それともどこも大体こんなもんなのか。
(調べたところ、水族館で展示されている個体はやはりどこも似たり寄ったりな大きさで、美ら海のオスの個体だけずば抜けて長生きでデカいようだ。彼のことも一度は観にいきたいね)
夜は当時の知り合いのM氏(仮名)と地元の串カツ屋で食事。考えてみるとあの人と直接会って言葉を交わしたのはこれが最後だったか。
これが自分にとって初めての串カツ体験だったので、そういう意味でも印象深い。鯨肉とかそれでなくても珍しいもの食えたというのもある。
串カツ屋からホテルへの帰り道で撮った写真。
後述するが、大阪は街中の所々で色んな観覧車が見られる。愉快な場所だぁ。


3日目

最終日。シメとなるこの日はとある知り合い2人との焼肉会があったのだが、肝心のその時以降新幹線に乗って帰宅するまでの写真記録が無かった。無能。
なので貼れるのはその道中の写真のみ。まぁその焼肉会もとてもここには書けない凄惨たる結果となってしまったのだが…(そうなった原因は100%自分にあるとだけここで改めて懺悔する)

確か難波にあるでっかいショッピングモールの屋上の写真だったはず。
でっかい建物の中にこういう開けた場所があると大都会だなって感じがする…しない?
同ショッピングモールの屋上。明らかに立ち入り禁止とかでもおかしくないような感じの場所なのだが…
同じく屋上にて。
川越の某デパートの屋上にもこういうのあったけど、やはり建てる時に移設せざるを得ずに…とかなのだろうか。
道頓堀の例のアレ。
例のアレその2。
例のアレその3。かに道楽先輩BB。
なんと観覧車が併設された道頓堀のドン・キホーテ。
多分こんなの全国でここぐらいなものだろう…記念に乗っとけばよかったかな?

この後近くのラウンドワンで2人と合流し件の焼肉会へ。その後新大阪から新幹線で帰路につくのだった。帰りも夜行バスにしたりしないで本当に良かった…と自分と丸加戸くんは口を揃えて言っていた記憶。



なんとか今月中に書き終えられた…。あんまりいい感じに書けなかったが、こういうのは記録すること自体に価値がある、と思いたい。
次関西行く時はUSJのニンテンドーワールド行きたいな。またTwitterの知り合い達とも会いたい。いつになることか…

この記事を書くにあたって、丸加戸くんにはすっかり抜け落ちた滞在中の記憶を掘り起こす手伝いなどで大変世話になった。ここに感謝の意を表したい。

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