葬儀考・お墓(納骨)考
墓じまいをしたことで友人とお墓や葬儀について話すことが増えた。友人のご主人はお墓を継承する立場にないし、友人も一人っ子ではないので実家のお墓を継承する立場にはないが将来的にお墓どうしようという問題を抱えてはいるわけで、ワタクシの経験談を聞いて“お墓を持たず最初から永代供養という選択もありだな”と思うようになったらしい。ある意味、お役に立ったと言えるのかな?😆
家族葬が誕生してどれくらい経つのだろう。最初は“家族葬”なんて言われてもピンとこないというか、ぃゃ意味は分かるし内々で小ぢんまりと故人を送りたいのだろうというのは分かるけど、なんか受け入れがたいというか、○○さんからお香典頂いてるから返さなきゃという考えで参列する親の背中を見て育ってそういうもんだと染み付いてるものだからなかなか頭を切り替えられずにいたものです。実際、家族葬にすると一応葬儀の参列は遠慮するものの後日自宅に三々五々弔問に訪れるものだから却って面倒くさいことになる、なんて話もよく耳にしました。
最近というか、数年前くらいからやっと頭を切り替えて“家族葬”なら“義理で行かなくていいや”と思えるようになりましたけど長年の習慣はそう簡単には変えられませんよね。
その良い(悪い?)例が義姉で、一昨年義母が亡くなり喪主である義兄の妻である義姉は数年前から来るべき日に備え(?)家族葬にしたいと考えてると言っていたにも関わらず家族葬のなんたるかを今一つ理解してなくて「○○さんと△△さんにも連絡しなきゃ」と言ってワタクシを困惑させました。だって確かに親戚くらいに懇意にしてるかもしれないけど○○さんも△△さんも親戚じゃない、それはもう家族葬じゃねーと心の中で叫びましたから。結局、一般葬で行うことになりましたが。家族葬について、葬儀場の方にレクチャーされたのか認識の違いをやっと理解したようです😅
まぁこの義姉、結構常識外れなことをなさる方でワタクシ(義妹)の母の葬儀の際に二連のネックレス💦義姪(ダンナの姪)の結婚祝(式は挙げてない)を蝶結びの熨斗袋で包んで来たり💦💦他にもいくつか逸話をお持ちなんですけどね💦💦💦流石に二連のネックレスはワタクシがこそっと耳打ちしました...。だってワタクシが恥ずかしかったんですもの(をぃ)。蝶結びのご祝儀袋は相手の親御さんに“なんて常識のない...”て思われたよね。ま、ワタクシじゃなく義兄と義姉がだから別にいいけど😝でもお祝い渡す時に出したものを見てはじめて知ったんだもん。その前ならコンビニに買いに行くとか出来たかもだけど、もう遅いよね。ので知ーらないψ(`∇´)ψと思った次第。
閑話休題。
時代の流れで風習、習慣が変わるのは致し方ないのかもしれませんがその過渡期に戸惑いは漏れなく付いてくるのでしょうね。
同様にお墓・納骨の形も様変わりしてて、むしろ葬儀よりそちらの変化の方が割りとすんなり受け入れられたような気がします。どんな形で埋葬しようがそこは自由で良いと思いますしね。
そして今回墓じまいをしたことで思ったのは“子供に負担をかけたくない”と墓じまいをする方もいる時代です。お墓を継承していないのなら友人のようにはじめから合理的に永代供養を考えても良いのではないでしょうか。お墓を建立するより金銭的負担も少なくて済むと思いますし維持費も必要ありません。ま、友人の場合ご主人の考えもあるでしょうからどうなるかはまだ不透明でしょうが。
親が早々に墓地を用意したのに、縁も所縁もない場所にあるお寺の墓地で親が亡くなってから返したって方もいましたねぇ😅だからといってお金が戻ってくる訳じゃありませんし...💦子供に面倒かけたくないと早々に墓地を用意し結果的に無駄金使っただけという💦
最近はご先祖さま共々合祀墓に入りたいという方、増えてるとご住職も仰ってました。今後、ますます増えるのではないでしょうか。