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世界のゴルフ動向 その53


1.スコッティ・シェフラー、世界ランク1位100週在位を達成

 男子プロゴルフ世界ランクで、スコッティ・シェフラーが100週もの間1位にいることとなり、ランクが制定されてから5人目の記録達成者となりました。
 ロリー・マキロイが122週、ダスティン・ジョンソンが135週世界ランク1位になっており、シェフラーと2位ザンダー・シャフリーとの差を考えるとこの2人の記録を抜くことが確実視されます。
 しかし上には上がいるものでグレッグ・ノーマンは331週(6年間)、そしてタイガー・ウッズは683週(13年間)世界ランク1位を保持し続けてきたので、シェフラーがノーマンを抜くには最低5年は1位をキープし続けなくてはなりません。
 ノーマンを超えても、タイガーに追いつくには更に7年必要です。

2.ルーク・クラントン、強行軍も何のその

 ルーク・クラントンに強行軍という言葉は、似合いませんでした。
 日曜日にPGAツアー、ウィンダム選手権で第2ラウンド残りの3Hと試合消化のための36H、計39Hをプレーしてすぐにチャータージェットでサウスカロライナからミネソタまで直行。
 休む間もなく全米アマチュア選手権のマッチプレートーナメント(決勝)に出場するため、36Hのストロークプレー(予選)を2日間行いました。
 第1ラウンドは出遅れたものの第2ラウンドで盛り返し、クラントンがホールアウトした時点では15位タイにつけ、64人が進めるマッチプレーに出場が濃厚となりました。
 それにしても3日間で75Hをプレーしたクラントン、アマチュアでも余程のゴルフ好きでなければできないラウンドです。

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