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vol.3 「若さ=可能性」私はそう思っている?
今回のタイトルは、今私が受けているプログラムの担当コーチから言われた言葉。
何でこの言葉が出てきたのかというと、今取り組んでいるワークの内容を見たコーチがくれたフィードバックでもらったのがその言葉だった。
ワーク内容に「他人目線で自分の得意に気付く」というテーマに沿って記入をしていた中で、
問い:〈複数人から言われた共通点は?〉
回答:相手が「自分はダメだ、できない」と言っていたとしても、「できる!」と何度も伝える。(良い所や人より優れている所、頑張っている所を伝えた上で)
と書いていた箇所があった。
それに対し、コーチと少しやりとりをして、私は大事なことに気付いた。
〈コーチからのメッセージ〉
『さおりさんが「ダメだ、できない」と言っている人に「できる!」と何度も伝えられるのはなぜだろう?と気になりました。
相手をどういう存在だと信じているからでしょうか?
ここの「前提」が浮き彫りになると、沙織さんが人を励まし信頼関係を築く上でのベースが見えてくるように感じました』
それで改めて考えてみて、私が出した答えは、
相手が成果を出してきた場面を沢山知っていることが前提にあり、
その上で、今の私でさえ挑戦し続けているのだから、まだ若い人にはめちゃくちゃ可能性があると思っています。
何があってもやって行ける体力も柔軟性もあるし、その年で自己否定して可能性を潰さないで欲しい気持ちもあり、だからこそめっちゃ背中を押すし、
1人では怖くて1歩踏み出せないのなら一緒にやろうと言います!
この私の回答に対してコーチが言ってくれたのが、
『「若さ=可能性」だと感じているのでしょうか?』
という言葉だった。
そしてその後、頭に浮かんできたのが昨日書いたnoteの記事の内容だった。
簡単に言えば、私は進路選択の時期に親にものすごく反対された経験があり、今でも鮮明にその時の様子が思い浮かぶほど自分にとっては強烈な記憶として残っている。
その内容を頭の中で振り返っていると、「あれ?もしかして」と思考が一瞬止まった。
それって、若かった頃の私に向けての言葉なのかも
そう思った。
描いていた夢を叶えることが、その時はできなかったから。
その時私に一人でもいいから、私の夢を応援してくれて味方になってくれる人がいたのなら、私の人生は全く違ったんだろうな、と思う気持ちはずっとあったのは確か。
その眠っていた気持ちが表面化されてきたのだろうか。
最近になって、
「中高生に夢を思い切り描いてほしいな、そして自分の描く未来にも思いっきりワクワクしてほしいな」
そう思っていた私。
それがワークの回答に現れていたとは。
また、大人になった私は「未来なんて描けない」とよく言っているのだが、
14歳の私は純粋に未来を描けていたし、描いた世界にいる自分がイキイキ人生を送っている姿まで見ていたんだ。
でもその夢を語る事で、親から思いっきり否定されて、すごく傷付いて、怒りも湧いて、でも自分ではどうしようもできなくて、苦しくて。
同じようなことが進路選択の度に起こってしまったのだから、考えることをやめただけだったんだ。
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だから今の私が、当時の15歳の私に向かって
「私は味方だよ。ずっとそばにいるからね。そして誰よりもあなたをめちゃくちゃ応援するから、安心して一歩踏みだしな!」
そう言ってるんだと思った。
「若さ=夢を描きワクワクしていた当時の私」
「可能性=ワクワクにしたがって踏み出した先の未来」
そういうことなんだ。
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