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プランド ハプンスタンスという考え方

キャリアのことを考える時、気が滅入っていました。

何故なら今までのキャリアは、転居に伴う異業種への転職・欠員による業務命令としての業務内容変更・部署異動・転籍。

などなど…


自らが望んでした転職や異動は今まで一度もありません。
「営業一筋○○年です!」とか、そういうことは言えないタイプの職歴です。

幸いなことに、これ今貴方にしかできないから、と力を必要とされての変更ではありました。
必要とされているのだからと与えられた仕事に真剣に向き合ってきました。

しかしふと、自分のキャリアを振り返った時、あれ…?と思ったのです。


私のキャリア、なんかぐちゃぐちゃじゃない?
いいように使われているだけじゃない?と。



あなたのコアキャリアはなんですか?と聞かれた事があります。

自分自身のコアキャリアは一体何か。
一応、アレかなぁと思い浮かべるものはありますが、同世代のその道一筋○○年のキャリアを持つ人材と比べられた時、見劣りするのは否めないのではないか。

そう、思っていました。

実際、キャリアカウンセラーや転職エージェント、その道の色々な方から「なかなかない、珍しいキャリアですね」と言われます。

私のキャリアは世間に通用するのだろうか。このままやりたい事もできずにただ組織に便利に使われていくだけなのだろうか。

なんだかモヤモヤするなぁと思っていた毎日。

そんなとき、
プランド ハプンスタンス( Planned Happenstance )という考え方に出会いました。

プランド ハプンスタンス、訳すと計画的偶発性理論。クランボルツ教授が提言した理論です。

内容としては、キャリアの8割は偶然によって形成されるというものです。
その上で、望まないキャリアも受け入れて前向きに取り組む事で自分の糧とする事。
また、予期せぬ出来事もそれを活かす準備ができている、かつ行動する人、つまり、自ら偶然の出来事を引き寄せる行動をする人のところに舞い込むものなのだという事。

プランド ハプンスタンスという考え方は私の内にスッと入ってくる言葉でした。

好奇心・冒険心を持って、変化に対応する為の準備をした結果、全く思ってもみなかった形で次の職が決まることになりました。

わたしのキャリアはプランド ハプンスタンスだらけだったと思っています。
それがあったから次のキャリアに進めることになりました。

これからもよい学びを得て、きたるべき変化に備えていきたいと感じています。

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