禁断の"地獄"雪見トースト
最近sioの鳥羽シェフが「禁断の雪見トースト」のアレンジレシピを公開を始めて、その投稿はTwitterをはじめとしたSNSで賑わいをみせている。
鳥羽さんのアレンジは、通称「雪見シュラン」と呼ばれ、アレンジを加えることでレストランレベルの味わいになるというものだそうだ。
で、鳥羽さんと共通の友人がFacebookで拡散してたので、その投稿に対してコメントしたら、謎のやりとりからの…、「雪ミシュラン」を勝手にオマージュした「勝手に雪見シュラン」と称して、僕も「禁断の雪見トースト」のアレンジレシピ作ることになった。
鳥羽さんみたいに、動画にするのは時間的に難しいので、僕はnoteにまとめてみたいと思います。
禁断の"地獄"雪見トースト
さて、どうしたものか?
僕の料理はやりすぎるのが一つの特徴ではある。(引き算することもあるけどね。)
例えば「透明な唐揚げ」のように、一見なぞの料理だけど、ちゃんとロジックがあって、食べたら唐揚げみたいな料理を作るのが得意だ。
で、たぶん望まれるのもそんなメニューかなって思って、以下の要件を自分ルールとしてレシピを考えることにした。
【要件】
・禁断の雪見トーストのアレンジレシピであること
・間違いなくレストランクオリティーになるレシピ
・手順は多くても良いけど、誰もが挑戦できるレシピ
・トースターない人も多いので、フライパンだけで作れるレシピ
・僕のオリジナルで、世の中にないレシピ
で、まぁ色々考えたんだけど、以前こちらの動画でも紹介した「生ラスク(別名:地獄トースト)」と、禁断の雪見トーストを合体させられないかな?という発想で、「雪見シュラン」のアレンジレシピを組み上げてみたよ。
【材料】
雪見だいふく: 1個
食パン(6枚切): 1枚
生ハム(ハモンセラーノ推奨): 1枚
とろけるチーズ: 2枚
無塩バター: 20g
グラニュー糖: 小さじ2
メープルシロップ : 大さじ1
【作り方】
1. 食パンの両面を濡らす。
霧吹きを使ってもいいし、濡れた手で両面を叩くようにすると簡単に満遍なく濡らすことができる。
2. 食パンの両面にグラニュー糖を振る。
片面につき、小さじ2/3程度を目安に、満遍なく振りかける。
下の写真のように、耳のギリギリまで全体に行き渡らせるとカリカリ食感が増えて美味しく仕上がる。
3. フライパンにバターの半量を置いて、弱火で溶かす。
溶けたら、パンをフライパンの中央に置いて、蓋をして焼き色がつくまで触らない。
残りのバターは、あとで使うよ!
火加減は、フライパンの底面に炎がつかない程度。
強すぎると焦げちゃうので、火加減は自宅のガス口で出せる最小の火力が良いと思います。時間かかるけど、絶対に失敗ない!
3. 焼き色がついたら、ひっくり返して、フライパンに残りのバターを加え、絡めとるように食パンを滑らして、バターをしっかり吸収させる。
そうしたら、食パンを中央に置き、チーズを2枚互い違いになるように乗せて、蓋をして蒸し焼きにする。
チーズを2枚使う方が、塩味と甘味のバランスが良い。
加熱時間はおおよそ1分。
この1分を使って、雪見だいふくを室温に出して、
ハモンセラーノは一口大に千切っておくと、段取りが良い。
ハモンセラーノがない人は、市販の生ハムでも大丈夫!でも、ハモンセラーノの方が圧倒的に美味しいので、スーパーに売ってあれば、是非試して欲しい。
4. 1分後、蓋を取って素早く雪見だいふくを乗せ、また蓋をする。
熱を逃したくないので、速やかに!
加熱時間はおおよそ1分。
雪見だいふくの求肥がテカってきたら蓋を取る。
焼き色を確認して、良さそうなら火を止める。まだ焼き色が弱そうなら、火をつけたまま、次の作業へ。
5. 雪見だいふく目がけて、グラニュー糖をふりかけ、バーナーで炙る。
キャラメリゼすることで香ばしい香りを纏わせる。
焼き色不足で加熱しながらの作業になる人は、時折り焼き色を確認しましょう。焦げたら台無しだから、慎重に!
6. 焼き色がいい感じなら、お皿に移してから、ハモンセラーノ乗せて…
メープルシロップをかけたら完成。
ナイフとフォークで召し上がれ。
どうかな? 僕の愛は届いたかな?
鳥羽さんじゃないけど、僕も幸せの分母を少しでも増やせていたら、嬉しいな。
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