井上 豪希

#食のクリエイティブデレクター #歩く6次産業 #変態的料理人 「ワクワクドリブン」をモットーに、商品開発やブランディングを支援するブランディングプロダクションTETOTETO Inc.の代表。食に関する困りごとなら、何でも相談してください。

井上 豪希

#食のクリエイティブデレクター #歩く6次産業 #変態的料理人 「ワクワクドリブン」をモットーに、商品開発やブランディングを支援するブランディングプロダクションTETOTETO Inc.の代表。食に関する困りごとなら、何でも相談してください。

マガジン

  • ドラゴンシェフで作った料理のレシピの話

    ドラゴンシェフ2021のサバイバルラウンドで作る予定だった料理のコンセプトや、構築するまでの思考の道程を書きました。

  • 〇〇の話をしよう

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井上豪希:自己紹介と大切にしていること

「何やってる人なのか、わからない。。。」 「なんて紹介すればいいのか、わからない。。。」 そんな風に言われることが多いんだけど、一方で仕事で関わった方達からは、 「変態的料理人」 「歩く6次産業」 「ブランディングプロデューサー」 「動画クリエイター」 「食のクリエイティブディレクター」 …etc. などと呼ばれ、そう認識されているみたいです。 どれも正しいし、そうありたいと思っているので、狙い通りといえば狙い通りなのだけど、、、そのどれもが僕(というかTETOTET

    • 豊かさに出会う旅

      「和歌山に旅にいかないか?」 友人の急なお誘いが今回のことの発端だ。 なんでも、和歌山県の移住促進プログラム「しごとくらし体験」への参加者を募集しているそうで(彼はその企画や運営に携わっている。)、食領域の面白枠で参加して欲しいとのこと。 スケジュールに目をやると、偶然空いている。 僕は二つ返事で参加を了承して、ワクワクしながら和歌山に向かうことに。 このnoteは「和歌山しごとくらし体験」で僕が感じたことや考えたことをまとめた旅行記です。 和歌山しごとくらし体験と

      • ドラゴンシェフで作った「新たな食の可能性を感じさせるハンバーグ弁当」の話

        急遽、決まったという「敗者復活戦」の一報が入ったのは、出張中だった。 締め切りは一週間。 テーマ:新たな食の可能性を感じさせるハンバーグデリバリーを作れ 評価のポイント:独創性のあるハンバーグをメインにしたデリバリーになっているか? 【注意点】 今回はデリバリーなので、最長で2時間以上経過してから、デリバリーされる可能性があり、その点も考慮してレシピを作ってください。 まず言っておきたい。 2時間以上放置されて、それでもなお「美味しいデリバリーを作れ!」とは、もはや

        • ドラゴンシェフで作った「スガラボ米を主役にした料理」の話

          今回のテーマは、米。 ちなみに、大前提として、僕はこの放送回で脱落する。 なので後半は、須賀さんから頂戴したフィードバックを自己解釈して、放送回の時点より美味しい一皿に仕上げるレシピになっているので悪しからず。 僕たち日本人の主食で、アイデンティティーでもある、最も馴染み深い食材だと思う。 それだけに、奥が深いし、幅も広い。 如何様にも作れるだけに、自分を表現することが、非常に難しいテーマのように感じる。 テーマと評価の課題は以下のとおりだ。 テーマ:スガラボ米を主

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        • ドラゴンシェフで作った料理のレシピの話
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          ドラゴンシェフで作った「フードロス食材を主役にした料理」の話

          テーマは、フードロス。 食材は、パンの耳、キャベツの芯、鯛のアラの三つだ。組み合わせは自由で、一つしか使わなくてもOK。 ここ最近よく耳にする言葉ですが、、、 僕は、この言葉に、すごく違和感を感じます。 普段捨ててる端材を捨てないことが、フードロスではないと思うからです。 食べられるのに捨てられるもの、見た目が悪いから捨てられるもの、市場の都合で捨てられるもの。 それらをフードロスと呼び、社会問題になっています。 なので、今回のような普段捨ててしまう食材を使うこ

          ドラゴンシェフで作った「フードロス食材を主役にした料理」の話

          ドラゴンシェフで作った「たまごの可能性を魅せる料理」の話

          テーマが難しい! 卵て!なんでもできるやないか! 今回のテーマと、評価のポイントは以下のとおり。 テーマ:卵の可能性を十二分に引き出した料理を作れ。 評価のポイント:創造性があるか?卵の無限の可能性を引き出せているか? 今回は会場を変えて、ポールボキューズという格式あるレストランの厨房をお借りしての収録でした。 ポールボキューズ?となる方も多いと思います。 フレンチの巨匠にして、リヨンにある本店は、55年に渡ってミシュラン3つ星を獲得し続けたとんでもないレストランで

          ドラゴンシェフで作った「たまごの可能性を魅せる料理」の話

          ドラゴンシェフで作った「じゃがいもの美味しさを引き出す料理」の話

          さて、今回も作らない。 でも、レシピは構築したので、公開したいと思います。 僕が指名されない理由は簡単。 僕は5位なので、指名してもあまりメリットがないから。 僕なら、上位3名のうちの誰か(よほどの理由がない限り1位を指名する)と、次の指名権のある自分より一つ上の順位を選ぶなー。 そうすれば、1位か次の出演権を獲得できるので、色んな意味で美味しいと思うから。 それはさておき、今回の課題食材は「じゃがいも」 例によって、テーマと評価のポイントが定められている。以下のと

          ドラゴンシェフで作った「じゃがいもの美味しさを引き出す料理」の話

          ドラゴンシェフで作った「薄切り牛肉を活かした料理」の話

          今回は出番がありました! いよいよです。 きっとアクセス数伸びるんだろうな。そして、賛否両論あるんだろうな。 そんな期待と不安が入り混じった放送日ですが、今回の薄切り牛肉を使った料理について、まとめてみたいと思います。 ちなみに、以下が今回のテーマと評価のポイントです。 テーマ:「薄切り牛肉の美味しさを引き出した料理を作れ」 評価のポイント:「薄切り牛肉の美味しさが伝わること」 生産者の紹介:なかお畜産松坂牛の飼育数は、日本一を誇る。 松阪牛とは、黒毛和種という和

          ドラゴンシェフで作った「薄切り牛肉を活かした料理」の話

          禁断の"地獄"雪見トースト

          最近sioの鳥羽シェフが「禁断の雪見トースト」のアレンジレシピを公開を始めて、その投稿はTwitterをはじめとしたSNSで賑わいをみせている。 鳥羽さんのアレンジは、通称「雪見シュラン」と呼ばれ、アレンジを加えることでレストランレベルの味わいになるというものだそうだ。 で、鳥羽さんと共通の友人がFacebookで拡散してたので、その投稿に対してコメントしたら、謎のやりとりからの…、「雪ミシュラン」を勝手にオマージュした「勝手に雪見シュラン」と称して、僕も「禁断の雪見トー

          禁断の"地獄"雪見トースト

          ドラゴンシェフで作った「ホタテを一番美味しく食べる料理」の話

          今回も作らず仕舞いになってしまったので、ホタテの回で作る予定だった料理についてまとめてみたいと思います。 以下が、テーマと評価のポイント。 テーマ:「ホタテを一番美味しく食べる方法」 評価のポイント:「ホタテがいかに活かされているか?」 生産者について使用するホタテは、青森県陸奥湾産の養殖ホタテでした。 世界的にも評価の高い、日本のホタテ。その日本にあって、特異的な美味しさのホタテの産地が青森県陸奥湾なのだ。 下北半島と津軽半島に囲まれた陸奥湾には、白神山地や八甲田

          ドラゴンシェフで作った「ホタテを一番美味しく食べる料理」の話

          ドラゴンシェフで作った「手羽先を使った一流の料理」の話

          さて、前回の農園バトルの結果、とりあえず脱落せずに、スタジオ収録に残ることができました。 そして、今回の料理のテーマは「手羽を使った一流といえる料理」 評価のポイントは「手羽先がいかに活かされている?」 使用する食材は、とり肉大作の黒さつまという地鶏の手羽です。 生産者さんは笹森大作さん。いつか会いに行きたい。 薩摩軍鶏の血を引く地鶏で、しかも平飼い、長期飼育ということで、筋肉質でコラーゲンや脂が多いこと、皮が厚いことが予想されました。 しかも、今回も事前に食材の提供

          ドラゴンシェフで作った「手羽先を使った一流の料理」の話

          ドラゴンシェフで作った「農園でしか食べられない料理」のレシピの話

          サバイバルラウンドの第一回目は、いきなりイレギュラーな企画内容です。 会場は、印西にある柴海農園(しばかいんのうえん)。 収録日時は記者会見翌日。集合時間はAM5:00。。。 イカレてやがる。w 柴海農園は400年以上続く農家の「柴海祐也くん」が始めた有機栽培にこだわった野菜農園です。(柴海くんとは同い年で、実は知り合い。) *干し野菜のピクルスが激うまなので、騙されたと思って買ってみ。 記者会見後、参加者全員ホテルに前泊して、早朝ロケバスに乗合で印西まで向かう。 料

          ドラゴンシェフで作った「農園でしか食べられない料理」のレシピの話

          ドラゴンシェフ地区予選で作った「神弁当」のレシピの話

          まず、ドラゴンシェフとは、全国の40歳未満の料理人を対象にしたコンテストです。M-1の料理人バージョンみたいな感じらしく、優勝賞金は1000万円。 参加のきっかけは、テレビCMでした。 2020年の年末に参加を呼びかけるCMが流れていて、料理系のコンテストって参加制限が厳しいものが多い中、経歴や資格など関係なく、料理を愛する人全てが参加対象とあって、人生で初めて料理系のコンテストに参加を決めました。 ちなみに、地区予選の前に都道府県予選もありまして、そちらは写真と動画を使

          ドラゴンシェフ地区予選で作った「神弁当」のレシピの話

          マッシュポテトの話をしよう。

          簡単な料理、複雑な料理、料理にもいろいろあるけれど、 「料理を楽しむこと」が美味しく作る秘訣だと思う。 どの分野でもそうだと思うけど、楽し(好き)すぎるが故に、突きつめすぎると、突き抜けた物が出来上がる。料理だって同じで、突きつめるとんでもなく美味しい料理が出来上がる。 僕はものすごく凝り性で、ハマってしまうと徹底的に調べる性がある。ただ、飽き性でもあるので、すぐ飽きて「次!」と新しいものに手を出してしまう。 だけど、料理に関してはなぜか飽きがこない。料理歴20年以上に

          マッシュポテトの話をしよう。

          コーラの話をしよう。

          こんにちは。TETOTETO Inc.の豪希です。 色々あって、友人の熱燗DJつけたろうと、クラフトコーラをつくることになり、僕個人の性格も相まって二人でコーラについて突き詰めて考えていくなかで、情報量が膨大になってきたのでそのまとめと、活動の備忘録として、noteにまとめてみようと思います。 (*新着情報があれば追記していきます。) コーラとは?そもそもコーラってなんなのか? 辞書を引いてみるとこんな風に書いてあります。 コーラ【cola】 ①コーラノキの種子に含まれ

          コーラの話をしよう。

          井上豪希:実績紹介

          食のクリエイティブディレクターと名乗っていますが、肩書きも働き方も特殊なので、ここに実績をまとめてみようと思います。 自己紹介僕の職歴やスキルセット、大切にしたいことや、お仕事に望むスタンスなどは、こちらにまとめています。 ブランディング、商品開発1. 七彩とうもろこし OEM主体のポップコーンメーカーであるクライアントの「自社の事業で地域貢献したい」「自社ブランドを強化したい」という課題を解決するために始まったプロジェクト。 本社がある宮崎県の農業の抱える問題に対して

          井上豪希:実績紹介