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書き散らかし

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小箱にあったビー玉を光に翳す

1年が思ったよりも短いと初めて認識したのは、確か私がまだ高校生だった頃だったと思う。どこかの本で拾ってきた「楽しいと時間は早く過ぎていく」という言葉を勝手に自分のものにして、「この高校で過ごす1年が本当に楽しかったのだな」なんて気持ちに落とし所を作ったことを何となく覚えてる。

この1年は、「苦しくても1年は飛ぶように過ぎていく」と体感で理解した1年だった。唐突に消息が消えてしまった推しを追いかけ

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君の名前を小箱にしまう

君の名前を小箱にしまう

なにが、とは言わないが、私にとって大きな転換点となった日から69日が経過した。日付が変われば明日で70日になる。鬱々とした気持ちですごした推しのいない約80日と比べ、圧倒的なスピードで流れていったこの70日弱。推しが消えてから吐き出すように言葉を並べたあの日までの期間と、「あの人」の声を聞いてから今日までがほぼ同じ日数だったなんて正直信じられない。それだけこの2ヶ月が満たされるものだったからだろう

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「御子柴仁を諦める」

「御子柴仁を諦める」

御子柴仁のアーカイブが削除されてから69日が経過した。日付が変わって今日で70日だ。たかが2ヶ月。されど2ヶ月。あっという間に通り過ぎたとも思うし、気が狂うほど長い時間が経過したような気もする。

それでもまだ私たちは御子柴仁が今どこで何をしているのかを知らないし、そもそも私は「御子柴仁」が生きているのか死んでいるのかも知らないのだ。

TLやリストで拝見しているVTAのリスナーの方々の中には、「

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一言日記

7月28日流石に心が限界になってきてしまったので、一言日記でこの狂気のログを残すことにする。正直今更やるよりも御子柴のアーカイブが消えた日からやるべきだったとは自分でも思わんこともないが、まあでもやらんよりはマシだろ。

7月3日にアーカイブが消えてからずっと情緒が不安定だ。推しの存在そのものの確認が出来なくなることなんて今までのオタク生活の中でなかったので、当然と言えば当然かもしれない。

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