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【ニブセキの息子】何を差し置いてもまずは、食べてもらいたい

息子3歳を念頭に置いた日々の昼食づくり。そりゃ、栄養バランスの整った、体も心も健康になれるようなレシピがベストだけれど、そうはうまくいかない。

ひとつは、材料自体が整わないケース。あっ、お肉がない。卵もない。缶詰もない。たんぱく質…。よし、ここはひとつ、冷凍室の秘蔵っ子に出てきてもらって、という場合。

それよりも多いのは、息子が食べるものから優先的に献立を組み立てた結果、バランスが崩れてしまうことだ。

たとえば今日のお昼は、レトルトの素を使った鶏五目の炊き込みご飯にオイスターソースとごま油で中華風にしたものと、白菜とにんじん、しめじ、えのき入りのバターみそ味餃子鍋。それと、息子が大好物の焼き海苔。ぺろりと平らげる姿を見るのは、やっぱりうれしい。

息子は味のついたご飯と、きのこ、餃子、海苔、納豆が好物。せっかく作っても食べてもらえなければ意味がない。それならば、多少かたよっても食べてもらったほうがいい。野菜や肉、魚をギリギリの範囲で攻めてみて、食べてもらえたら御の字。そのせめぎ合いの日々だ。

どこかで見たことある構図

ここまで書いて、私がふだん業としているものと、なんとなく構図が重なるような気がした。新聞も、読んでもらえなければ仕方ない。

ただ、新聞は世の中に求められるものを作れば良いというわけではない、と思っている。そこが難しいんだよなあ…。ときには耳が痛くなるようなことも、大きな見出しで伝えないといけないときもある。

ときには苦い素材を、どうやって

コホンコホン


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