【ニブセキの息子】大きな3歩

二分脊椎症の息子2歳が、きょう、補助なしで装具付きで3歩だけ歩いた、らしい。歩行はおろか、立位も難しい息子にとっては大きな前進だ。

理学療法士さんが手を離したところで

グループ療育が終わった後の個別リハビリで、理学療法士さんが背中を支えた状態から離したところで、3歩、交互に足を出したのだという。

体幹がしっかりしてきたとは思っていたが、それでも、3歩歩いたのは連れていった妻もびっくりだったようだ。

阿佐ヶ谷姉妹の江里子さんを思わせるこの療法士さん、息子をノリノリにさせるためにどうするかを考えながら、限られた1時間の中で一生懸命に頑張ってくださっている。もう一人の訪問リハの療法士さんも、息子がさん付けで呼んでくれるほどに信頼関係ができていて、自宅の限られたスペースで工夫してくれている。

最近は足首が内側に曲がることが少なくなり、つかまり立ちは足裏全体でできる場合が増えてきた。装具なしで伝い歩きをするとき、親指だけ内側に巻き込まれるのは相変わらずだけど、「親指変だよ」と言えば、足を動かして直そうとはしてくれる。

成長はまだまだ未知数

息子が身体的にどこまでの成長を見せてくれるかはわからないが、確実に前には進んでるんじゃないかな…と思う。日々の導尿や浣腸など、やるべきことが少しずつ増える中で、私たちの心身の負担も感じるようになってきていたけれど、成長が目に見えて分かるのは、やっぱりうれしい。

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