【ニブセキの息子】小児病院にひとつだけ抱く不満
二分脊椎症の息子3歳がお世話になっている小児病院は、全国的にも恵まれた設備で、先生や看護師さんの対応にも、ほとんど不満がない。通院が三カ月くらいあいても、息子の顔を見ればすぐに「◯◯ちゃ〜ん、久しぶり」「大きくなったね」と駆け寄ってきてくれる。
売店のラインナップも以前に比べれば増えた。松屋のお弁当が選べるのが、豊かな付き添い生活の助けになっていることは以前に書いた。
そんな病院に、ひとつだけ不満がある。それは、
病棟内の付き添い入院用シャワーが女性専用
であることだ。父親が付き添い入院するような場合、シャワーが使えないので、近くの温泉や温浴施設を利用することになっているのだ。その間の子どもの面倒は看護師さんにお願いすることになる(これも微妙に気苦労)。
このような仕組みが決められていると、付き添うのは女性ですよね?という、病院からの意思を暗に感じてしまうのだ。
たしかに、産まれてすぐや乳児期などに母乳を与えなければならない場合は女性が面倒をみることが多いと思う。でも、小児病院にはそれよりはるかに年上の子どもも入院するし、父親とスイッチして母親の負担を減らす選択肢はあってよいと思う。
お金があれば、シャワーを増設すればいい話だが、それはすぐには難しいと思う。男女共用にするのはトラブルのもとになるので論外として、なにか、やりようはないのだろうか。
しばらくしたら検査入院
息子は脊髄や脳をはじめとする体の様子をみるために定期的にMRI検査をする必要がある。息子の場合、長い時間じっとしていることが年齢的に難しいので、数カ月したら一泊二日で入院しなければならない。
妻を少しでも楽にさせたいのと、できるんだぞ!という思いから、今度は入院から退院まで私ひとりでやってみたいと思っているのだが、難しいだろうか。男性用シャワーがあれば、さらにその後押しになる気がするのだけれど。