【趣味】総合旅行業務取扱管理者試験をつまみ食い①
noteで書いた通り、旅行業界と関わりが深い総合旅行業務取扱管理者という資格の試験を先日、受けました。合格しているかどうかは微妙なのですが、誰かに教えたくなるような、へぇ!と思う問題がいくつかありましたので、紹介したいと思います。
※ この試験を将来受ける予定の方は、過去問の先食いになってしまいますので、以下、注意して読み進めてください。また、今年受験した方で答えを見たくない場合も、気をつけてください。
問題 日本人旅行者が個人的使用のため、帰国時に携帯して輸入する次の物品に関する記述のうち、正しいものをすべて選びなさい。
a フランスで購入した黒トリュフ(きのこの一種)25gの瓶詰め2個は、検疫を受けることなく持ち込むことができる。
b ハンガリーで購入したフォアグラのパテ(ガチョウの肝臓をペースト状にしたもの)100gの缶詰め3個は、検疫を受けることなく持ち込むことができる。
c ロシアで購入した養殖されたチョウザメのキャビア(魚卵)の瓶詰めは、ワシントン条約により規定されたラベルが容器に貼付されているものであれば、1人当たり125gまで持ち込むことができる。
海外旅行実務は、地理分野や運賃計算だけではなく、この問題のような出入国時の知識を問うものもあります。検疫の問題は過去問でもたまに出題されていたので、やらなかったわけではありませんが、細かいところまで聞いてくるなーと思います。
私の頭にあった、ざっくりとした知識は
a…キノコは土付きのものだと検疫が必要だったなあ
b…肉や鳥は加工品であっても検疫が必要だよなぁ
c…キャビアはワシントン条約で規制されていたよなあ…
でもそもそも、グラム制限まで知らないよ!
ということで、正しいものとして選んだのはaとc。資格学校の解答速報ではいちおう合っていたみたいですが、チョウザメのキャビアに125g以下という制限があることなんて、経済産業省のホームページを見るまで知りませんでした。黒トリュフは植物防疫所のHPに検疫なしでOKと書いてありましたが、理由はよく分からず。どこまで勉強すれば自信をもって解答できるのか、気が遠くなりました。
次回は、国際線の機内持ち込み物について紹介したいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?