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第二章1985年~現在 トレーナー活動期第二回トレーナー活動開始

代々木治療院は≪日本サッカーリーグ JSL≫のチームにトレーナーを派遣し患者さんは、一般の方3割スポーツ関係7割位の比率でした

治療院での活動が始まり

「やっとトレーナーらしい?活動ができている」

という実感が出てきました

≪日本サッカーリーグ JSL≫は1993年にJリーグがスタートするまでの日本における最高位のサッカーリーグでした

ただ、その実情は≪企業の部活≫であり、選手ほぼ全員が所属企業の社員で午前中仕事⇒午後トレーニングを行っていました

トレーナーとしての活動は
・週一回グラウンドに行きマッサージ
・試合前日ホテルにてマッサージ
・試合当日ベンチ

Onlyマッサージ、Noテーピング、Noリハビリテーション

週一回のマッサージに行くと7人~9人位の選手予約表がマネージャーから渡されます
流れ作業的なマッサージに明け暮れ
試合前日ホテルのマッサージも6人~8人位のマッサージです
試合当日ベンチに入り試合中の障害・外傷の対応ぐらいです・・・

試合で足関節捻挫をした私より年長の選手に対して


「アイシングをしてください」

選手
「大丈夫! 帰りの新幹線で中から冷やすから!」


「中から冷やす???」

結局、新幹線で冷たいビールをがぶ飲み


「中から冷やすとは、こういうことか・・・」

次の日
選手
「腫れちゃったから治して」


「ですよね・・・ハイ」

こんなレベルでした・・・

トレーナーのレベルも相当低かったですが、残念ながら選手たちはもう二段階ぐらい低かったかもです・・

国立競技場で試合をしても、ガラガラの状態・・・

高校選手権の決勝が唯一国立競技場を満員にできる時代でした

この様な日常を過ごしていた時に医院長から日本代表への帯同の話がありました!!

いよいよ次回からは日本代表帯同が始まります!!

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