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性格が生きるか死ぬかに影響する理由
割引あり
パーソナリティ(性格)特性が,さまざまな心身の健康状態に関連するという研究は数多く行われています。
ビッグ・ファイブ・パーソナリティの研究では,おおよそ,勤勉性の高さが死亡率の低さに関連するという報告があります。また神経症傾向は,心身の不健康に関連しやすい特性です。しかし,死亡との関連については,研究によってまちまちのようです。
何が間にあるのか
パーソナリティ特性がダイレクトに生死に影響するなんていうことは,なかなか考えられないものがあります。
しかし,パーソナリティ傾向は次のような傾向に関連します。
◎喫煙
◎有酸素運動
◎薬物使用
◎身体的健康
◎コレステロール
◎炎症性バイオマーカー
◎認知的健康
◎アルツハイマー症
などなどです。これらは,生きるか死ぬかという問題に関連しそうですね。
でも実際,どのような検討が行われているのでしょうか。パーソナリティ特性と死亡率との間の関連についてレビューを行った研究があります。こちらの論文を見てみましょう(Personality traits and mediating pathways to mortality risk: A systematic review)。
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