2020年8月のまとめ

今年の夏休みは，子どもたちの夏休みスケジュールがバラバラで，コロナウィルス感染症の広がりもあって帰省も遊びにも行くことなく過ごしていました。いま家には小学生，中学生，高校生と揃っていますので，スケジュールを合わせることがますます難しくなっています。

今年のような出来事が起きたときに，家庭がどのような状況になっているかというタイミングが，日々の体験も出来事の印象も大きく変えていくのだろうなと想像します。そういったことは，こちらの金子書房の企画にも書いたことです。

よく読まれた記事

では，今月公開してよく読まれた記事を見ていきたいと思います。

第5位

第5位は，「私たちは科学が苦手」です。この記事は本の紹介ですね。アメリカの人々の様子がリアルに描かれていて，進化などを否定してしまう様子がよくわかります。ぜひ手に取ってもらえればと思います。

第4位

第4位です。「基準関連妥当性の外部の基準とは何か」という記事ですが，心理尺度を作成するときによく触れられる，妥当性の整理についての内容です。でも，心理尺度だけでなく，何かを測るというときに考えておくと良いことでもあります。

第3位

第3位は，「【仕事が早い】コロナウィルスを恐れる程度を測定する尺度の開発」です。そういえばこれも心理尺度の話でしたね。心理学では心理状態を測定する心理尺度を作成することが一つの重要な研究になるということがわかります。

第2位

第2位は自分が出した本の紹介記事，「性格とは何かーーより良く生きるための心理学」です。こちらもぜひ手に取ってもらえれば嬉しいです。

第1位

そして第1位は「時代が変われば心理特性の影響力も変わる」でした。8月1日に公開した記事ですので，このなかで一番長い期間公開されていた記事です。1日の記事が1位になることも珍しいのですけどね。

番外編

以前に公開した記事が突然読まれるようになることもあります。今月はこの記事です。今年5月に公開された「早産で生まれた子どもは大人になってから何が起きやすいのか？」です。実は今月読まれた記事の第4位がこの記事でした。こういうのは自分ではコントロールできないことで，突然の広まりは面白い現象です。