吉田美奈子と三峯神社
いつも釣りタイトルのようだが、これは吉田美奈子さんと三峯神社に行ったということではもちろんない。
ぼくが今日、三峯神社に行く際に、吉田美奈子さんのアルバムにお供いただいたという話なのである。
アルバムは1990年作「gazar」。
最近、なぜか、今頃なんだけど、彼女の作品にハマり込み、吉田さんの作品ばかりを聴いている。
ぼくが1番好きなアーティストは前にも書かせてもらったんだけど、山下達郎さんで、彼女はその達郎さんのぼくな好きな作品の作詞をされたりして、名前はよく知ってたんだけど、なぜかこの歳まで彼女の作品を通って来なかったんだよね。
でも、最近、この彼女の光と闇を併せ持っている部分。ここに強烈に惹かれて、彼女の作品を聴き続けているんだよね。
まぁ、彼女の場合、その情念が深いのか、昔のぼくでは少し重すぎて聴けなかったかも知れない。
今日も旅のお供にしたのは、一昨日、ヤフオクで競り落としたモノで、できれば音楽業界の人間であった手前、作者などにお金が回るよう新品を買いたいのだが、このアルバムも廃盤になっちゃってるので、新品を手に入れることができないのだ。しかも、配信もされてないし。
特に、吉田さんの場合、アルバムも廃盤になっているものばかりで、そのほとんどが新品で買うことができない。しかも、配信も同様だ!
とすると、こうして中古を手に入れるしか方法がないわけなのだが、こうして中古を買っても作者などにはお金が回らないので、できれば、いまや、スマホに音源をダイレクトにダウンロードしてしまう時代なので、是非、吉田さんには配信を解禁して欲しいと強く願います。
あっ、吉田さん熱があまりに強いので、吉田さん話が長くなってしまった・・・
さて、三峯神社の話。
三峰神社のことは、みなさん、知っている方も多いと思われますが、関東屈指のパワースポット、埼玉は奥秩父にある本当に山奥の神社であります。
ここの神社が珍しいのが、神をお守りしてるのが普通は狛犬だったりすると思うんだけど、ここは狼がお守りしているんですね。
しかし、本当に遠い。
どれくらい遠いかといえば、飯能から70キロくらい。その奥の秩父から40キロくらいといえばその遠さがわかってもらえるだろうか。
ぼくの実家からはちょうど100キロくらい。
これを下道で3時間半かけて行く。
高速も使えなくはないんだけど、そんなに時短できないし、旅風情も楽しめないし、あそこまで行く道中にいろんなものを自分から削ぎ落としていきながら行くのが好きなのだ。
片道3時間半なので、往復するだけで約7時間もかかる。
まる1日作業である。
だから、いつもここへ行く時は、完全になにもない日で、さらには次の日も比較的肉体的にも大丈夫な日ではないと行くことができない場所なのだ。
そうして、急遽、今日しかないということで、朝、起き抜けから車で出発したのだが、そのお供にさせてもらったのが、前述した吉田さんの中期?の作品の「gazer」というワケだ。
今日は通常日ということもあり、道もかなり空いており、ゆえに3時間半であっという間に着いたのだが、当たり前のごとく、寒かった。
秩父の市街地からさらに40キロも山奥なので、当たり前は当たり前なんだけど、行った格好がよくなかった。
実家への引っ越しがいまだ中途半端なぼくは、実家に中途半端な服しか持って来れてないので、今日は厚手のダンガリー!!に、さらに下にはダンガリー調!!のガーゼ地のボタンダウンの重ね着に、厚手のジャケット1枚とハーフブーツという、秩父の山奥に行くには相応しくない出で立ちだ。
一応、ニット帽も防寒用にと持って行ったのだが、ジャケットにニット帽が似合うのは、マービンゲイくらいなもんだろと、車に置いてったら、耳が痛いのなんの(笑)
ま、そんなことより、参拝である。
寒いからとりあえずとっとと済まそうと、まずは拝殿左奥にある、三峯神社の守り神である狼さんが祀られてる御仮屋神社へ。
そこへ行き、新年のあいさつとともに、これからのことを祈祷し、本殿へ。
その前に、家のキーホルダーにつけていた、前回買わせてもらった三峯神社のお守りキーホルダーを返納してから、気を改め、本殿にて祈祷。
そして、また、新たなお守りキーホルダーを買わせていただく。
前回、なぜか間違えてゴールドのモノを買ってしまって、後悔していたのだが、今度は間違えずにシルバーのを買わせてもらい一安心。単純に、ぼくはゴールドのモノより、シルバーの方が好きなのだ。
そして、最期に本殿前に鎮座しているご神木からエネルギーを頂戴し、奥宮が見える遙拝殿へ。
この三峯神社の本当の本殿はこの奥宮らしいのだが、この場所から約1時間も山に登らなければいけないそうなので、そこに行けない人はこの展望台から奥宮を拝むのだ。
本殿よりも、むしろ、こっちが本来は本殿なはずなので、できれば、ここでの祈祷を重視したい。
そして、参拝が終了したので、下山。
しかし、今回の参拝はこれだけではなかった・・・
今回の祈祷の内容は個人的なものなのでここでは伏せるが、本殿祈祷の前の三峯神社の守り神である狼の神様のところへお参りした際、お参りした後に、誰もいないのに、しかも、お賽銭箱からではなく、そこに鎮座している狼の像からお金の落ちる音がしたのだ。
チャリン・・・
さらには、駐車場から車を出す際、なにもぶつかっていないのに、トランク付近から、トスンと小さな衝撃とともに音がしたのだった・・・
三峯神社でよくいわれるのが、ここでは狼の神様をレンタルするシステムがあるそうなのだが、その御札を持っている人が車で帰る際、トランク付近からドスンと音がして、それは狼の神様が乗った証だ、みたいなことを書いてあるブログがよくあるんだけど、ぼくの場合はトスンと小さい(笑)が、確かな衝撃とともにその音がしたので驚いたのだった・・・
もしかしたら、小さい狼の神様が応援に憑いてくれたのかも知れない(笑)
と、今回はそんな不思議なお参りになったとさ。
チャンチャン👍
この曲が欲しくて買ったのでした👍
ちなみに、三峯神社に行く手前にある秩父湖の怪しげな薄緑色が、この間、夢で観た怪しげな海の色とまったく一緒で驚いたのでパシャリ📸