曇りの日には車をみがいて
久々の投稿だ。最近、相変わらず、日々の仕事に忙殺され、遅めの夕食食べたら音楽散策もほとほどに寝てしまい、夜中起きだし風呂に入る生活が続いている。だから、音楽に至っては、なかなか気に入った音源にも出逢えず、結果、「今夜はこの曲で👍」の更新もできず終いにいる。が、けして、愚痴を言っているわけではなく、そういう日常を過ごしているということ。今日は連勤つづきの合間なので、嫁から「休め」命令が出たので、誘った滝や鍾乳洞行きは諦め、朝、3度寝をしても8時に起きてしまったぼくは、起きるなり、スマホで天気予報を調べ、今日は曇り!ということがわかったので、すぐさま起きだし、黒糖でばあちゃんと自分用にフレンチトーストを作り、せっせと洗車の準備をしたのだった。クルマ好きではない人はあまり知らない人、否、興味ないからそんなこと考えたことないと思うが、クルマの洗車は曇りの日がベストで、ようは洗車後のワックス塗りなどが、炎天下だと非常にしにくい、というか、塗ったらすぐ乾いてしまい、下手をすると、それらを更にクルマにこすりつけるので、ボディーを痛めてしまう結果となり、夏の洗車は特に天候に気をつけなければいけない。で、最近、休みの日が雨や炎天下が多かったので、なかなか洗車できなかったのだ。ということで、曇りの今日は、こりゃ絶好の洗車日よりだとウキウキしながら、新しいワックスを買いに、地元のオートバックスを目指すのだった。オートバックスにつき、今回は雨や汚れ除けではなく、紫外線などの強い太陽光からクルマのボディーを守るべく、UVに特化した商品を選んだ。クルマのワックスでUV効果のあるものを選んだのははじめてだ。実は過去の愛車でシトロエンやサーブを乗っていた時に、洗車不精のぼくはあまりにもの不精っぷりに、両車とも塗装をはげさせてしまった経験がある。しかも、最近の異常な太陽光の強さだ。だから、昔は考えたことなかったが、UV効果のあるものを選んだ。今回の洗車はクルマを綺麗に観せるものではなく、ガチのクルマのUV対策なのである。で、早速、洗車場へ。さすがは曇りの日。洗車場は洗車マニアでうまっていた(笑)そうだろう、そうだろう、洗車は曇りの日なのだ!ということで、一服してから洗車の準備をはじめると、ッ?。あたりが明るくなり、さっきまで雲に隠れていたお天道様が出て来てしまうではないかー!なんと!お天道様の状況を見るに、これから晴天となりそうだ・・・。アワワ。これ、さむい冬の日だったら完全に恵みのお天道様なのだが、夏の炎天下のお天道様だけはいただけない。。。でも、自分のこれからのスケジュールを考えると今日しかないんだよね~ということで、しぶしぶ洗車をはじめたのだった。天気が晴れたと思ったら、知らぬ間にまわりの洗車マニアはさっさと洗車を終え、皆、帰って行くのだった。さすがはマニア。天候のこういうところも調べてくるのね、と、汗だくだく、目に入った汗で瞳をぬらしながら、しょうがなしに作業を続けたのだった。しかし、やはり、慣れないことはしないほうがいいのだ。「雨の日には車をみがいて」という、非常に洒脱なタイトルで有名な五木寛之氏の本があるが、ぼくの場合、そんなカッコのいいものではない。絞れるほどの汗をかきながら夏の炎天下に洗車するぼくを見て、夏休みに入ろうと下校中の小学生達は、大人の未来になにを見るのだろう。あんな阿呆にはなりたくない、と、思ったことだろう。だって、炎天下に汗だく洗車だから。こんな日に洗車するやつはいない。だから、作業をとっとと終わらせ、じいちゃんの墓へ寄り花瓶を洗い、まわりの草をむしり、その足で氏神様にあいさつに行き、そして、近くのホームセンターで亀の餌を買って帰った。で、梅雨のため、猛烈に生えまくった狭い庭の草木を剪定し、亀の水槽と甲羅を掃除し、ようやく、落ち着くことができた。はぁ~、なかなかのハード休日である。話はまったく変わるが、こんないつもと同じような生活をする中で、最近、自分のまわりが少しづつ変わってることに気づく機会が多くなって来た。それはこの間、皆神山に行ってからというもの、こういう仕事に忙殺されるような日々を送っても、以前のようにあまり暗い気持ちになるわけでもなく、うれしいのが、少しづつ小さな願いが叶っているのである。それは昨日のヤフオクでもそうだが、ついポチッとしてしまった愛車用のレザーハンドルが、結果、ぼく一人しか落札しておらず異常に安く手に入ったり(小さな男だ)、ずっと探していた本が見つかったり、今日など気がつけば直感しまくりだったり、時計見れば大体エンジェルナンバーだったり、ラジバンダリ。という具合に、あの皆神山以来、好機が続いているのである。これはようやく山を越えた、ということか。最近、そんな想いをすることがある。嫁との新たな関係含めて、どこかステージアップした感じがしている。ま~、こんなのは、イメージでいいのだ。なんとなくクリスタルなのである。そういう世代だからしょうがないのである。さ、トランプ大統領決定!ということで、時代も変わっていくのでしょう。でもね、ぼくらの日々はあまり変わらんのだよ。それはネガティブにいっているのではない。ぼくらは自分たちの生活をしなければいけないのだ。日々淡々と。そして、1日の終わりには「今日もありがとうございました」と天に感謝して爆睡するのである。まだ見ぬ不安定な未来に不安になるのではなく、自分の最期まで日々を一生懸命生きるのである。昨今の預言や世相など関係ない。自分がどうあるか、どう生きるか、それこそが大事だ。と、炎天下にクルマをみがく阿呆なぼくは思うのだった。
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