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【経営の話】作物を育てて感じた作り手と売り手の自然栽培の差について#331

皆様、こんにちは。
佐伯です。

今日は三連休の2日目ですが皆様は如何お過ごしでしょうか?

私は明日は敬老の日という事もあり息子を連れて実家に顔を出して来ました。
高齢者である父では難しい故障したルーターの取り替えや初期設定など細々と実家の仕事をしていました。

先週は毎日畑で仕事をしていたので、少し畑の様子が気になる所です。

さて本題です。

世の中には無農薬、自然栽培や有機栽培の作物、食品がたくさんあります。
私もそう言った他には無いこだわりに魅力を感じ小売業として販売しています。

ですが自分で無農薬栽培をしてみると今まで考えてたよりも深く作物や商品に対する意識や想いについて考えようになりました。

小売しかやってない時は無農薬栽培は、「身体に良い」、「美味しい」と言った表面的な、言わばラベルしか見ていませんでした。

しかし、実際に自分で栽培に携わると無農薬栽培をする意味や想い、大変さと難しさ、それでも挑戦して美味しい作物と商品をお客様に届けたいと言う熱意を少しずつですが感じる事ができました。

無農薬栽培をするという事は挑戦の連続です。
雑草や虫と日々戦い続けなくてはなりません。
上手に実っても手早く収穫しないとすぐに傷んでしまいます。

もちろん1人で全てをこなす事はできません。
収穫を一緒にして下さるB型作業所の入所者さん、一緒に問題を解決する為に知恵を絞って下さる花まつ様とB型作業所様のスタッフ様、当店を裏方で支えて下さる税理士の先生など色んな方々が力と知恵を貸して下さり漸く無農薬栽培が出来ます。

色んな方の協力で成し遂げる事ができると知りました。

小売しかしてない時はこの事はすっぽりと抜け落ちていました。
商品の1つの特徴位としか考えていませんでした。
今思えば恥ずかしい限りです。

無農薬栽培をどうしてやろうと思ったのか、大変な思いをしてまで挑戦し続けるのか、1つ1つの想いがあり、その想いを大切にお客様に届けることが本当に大切な事だと気付きました。

そう気付く事ができたので、お客様と作り手、売り手の皆が幸せになれるのかを考えるようになりました。

とても大変で難しい事でがやりがいのある仕事です。
難しいからこそ面白いのかもしれません。

これからもこの気持ちを大事にして仕事に取り組んで行きたいと思います。

それでは皆様、ごきげんよう。

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