![クラファン_](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/17821174/rectangle_large_type_2_e77383ed995433da7be8b33aca806cd1.png?width=1200)
有名になる前に応援しておく!
できるだけ多くのクリエイター様を「耳元の鈴を鳴らさない!」の制作に巻き込みたい、と考えていました。
そこでわたしが考えた大作戦が「読み手100人作戦」でした。
当時、出来上がったみみすずの物語、文章にほとんど自信が持てませんでした(今はそんなことありません。とても面白く仕上がりました。なので読んでくださいお願いします)。
はじめて、というのがわたしをとても不安な気持ちにさせていたのでしょう。
リライト、校正、校閲とは別に、
作品に対して意見を言ってくれる人を探したかったのです。
結果的には採用しなかったのですが、
小説の最後に、映画のエンドクレジットのようなものを載せようとしていました。
”映画”というものが題材のひとつになっているし、読み終わったあとにエンドロールが流れる小説って面白そうだな、と思っていました。
採用しなかった理由としては、
少しでも薄くしたかった(無駄なものを除去したかった)からです。
話を戻します。読み手100人大作戦です。
もちろんどこの馬の骨かもわからないヤツの長編小説を読みたい人はいないと思っていましたし、時間を割きたい人もいないと思っていました。
なので作家志望の方々にターゲットを絞り、「自分のを読んでもらう前にこっちがあなたのを読む」という方法を実践することにします。
作家志望の方は世にあふれています。
そんな方々の作品を読んで1,000字を超える所感を送る、という作業を行います。
そしてそのあとに、「いま、こんな企画をやってまして。もしよければ作品に目を通していただいて、ご意見言ってくれませんか?」
という具合にDMします。
これはわたし自身も経験したことなのでよくわかるのですが、
作家は作品を読んでもらわないと生きていけないです。
作品を読んでもらうことが、生きる活力に変わります。
所感を送ると、歓喜のリアクションのほうが目立ちました。
「何度も読み返してます!」とか「参考になりました!」とか「紙に印刷しました!」などなど。
「耳元の鈴を鳴らさない! を読んで感想やご意見をいただけないでしょうか」
みんながみんな、読んでくれるワケではありませんでした。
しかし、読んでくださった方のことは絶対に忘れません。
話は少し逸れてしまうのですが、
先日、ポケモンの実況者(YouTuber)のライバロリさんがおっしゃっていましたが、
「応援はし徳」「まだ自分が駆け出しの時に応援してくれた人のことは今でも覚えていますよ」
応援なんて、誰がされてもうれしいものです。
有名になってしまう前に、応援しておきましょう。
それは他のファンには与えられない、トクベツな”徳”になるはずです。
そんなことを言いながら10人くらい? でしょうか。多くのアマチュア作家様がご協力してくれました(100人はやはり無理でした)。
プロ、アマチュア、佐久良を含めて10人くらいの人数で作品を読み、文章のブラッシュアップと誤字脱字をつぶしました。
手を焼いたのは校正です。
何十回も読み直しているのに、次から次へと誤字脱字が見つかるのです。
送り仮名や、漢字からひらがなへの変換などひとつひとつメモを残しておかない横着をしてしまったことを深く反省しました。
皆さまは気をつけてくださいこれほんとに……泣
話はまたもズレてしまいましたが、一番伝えたいことは、
作品を読んでほしいという方は、先に相手方の作品を読むというアプローチをわたしはおススメします。
相手も同じことをしてくれるとは限りません。
確かにその想像を一度してしまうと、この行動は一気に億劫なものになるでしょう。
でも。それでも、読んでください。
その行動は貴方が思っている以上に、ポジティブな働きをします。
応援はアドです。
掛け算の関係性をみんなで築きましょう。
感想があるとなお良いですね。良かったところだけなく、苦情や批判でも良いとわたしは思います。
もちろん「耳元の鈴を鳴らさない!」でもお待ちしてます。
もちろんもちろん、
「ボクの作品読んでください!!」
というのも大募集です。
それでは。
またnoteでお会いしましょ。
佐久良マサフミ
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