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『社内公募制度』を利用して沖縄から東京に戻り、新しい仕事にチャレンジ!変化と刺激に満ちた環境で、自分の成長を実感。


 ヒューマングループには、入社2年目以上の社員に、グループ内の企業で増員が必要となった部署などの求人に応募できる『社内公募制度』があります。ヒューマンアカデミー社会人教育事業部行政営業部で働く寺嶋祐一さんは、この制度を利用して、沖縄から東京へのIターンを果たしました。社内公募に応募したことで、仕事や生活にどんな変化が生まれたのか、お話をお伺いました。

ヒューマンアカデミー株式会社 社会人教育事業部行政営業部 寺嶋 祐一さん

――以前は、ヒューマンリソシアの那覇支社に勤務されていたそうですね。

 はい。私はもともと東京出身ですが、沖縄で暮らしてみたくなり、33歳のときに妻と一緒に沖縄に移住しました。沖縄では別の会社で働いたあと、2017年8月にヒューマンリソシア株式会社に入社。約3年間、派遣営業を担当しました。
 ヒューマンリソシアで働き始めて約半年後の2018年1月に第一子を授かりました。派遣営業の仕事は面白くてやりがいもありましたが、2年3年と続けるうちに、首都圏などの都会で、もっとダイナミックで規模の大きな仕事をやってみたいという気持ちが芽生えてきました。沖縄には身内がいないので、これからの子育てを考えると、親や親族がいる東京の方が何かと心強い。妻とも「もう沖縄生活は十分満喫したし、そろそろ東京に戻ろうか」という話が出るようになりました。そんなとき、社内公募でヒューマンアカデミーの求人情報が目に留まったのです。

――ヒューマンアカデミーの求人内容のどんな点に惹かれたのですか?

 東京勤務なのはもちろんですが、日本語教師養成営業部という新規部署での仕事という点に、魅力を感じました。私は以前、教育関係の会社でフランチャイズのSVの仕事をしていたこともあり、ヒューマンアカデミーに親しみを感じていました。新しくできる部署で、これまでとは違う新しい仕事にチャレンジできるのは面白そうだなと思ったのです。

――社内公募に応募後、選考から着任まではどんな風に進みましたか?

 応募書類を提出し、面接は東京と沖縄と離れているのでオンラインで行いました。ヒューマンアカデミーの人事担当者と、プレジデントとオンライン面接を受け、合格が決まったあと、会社への挨拶と東京での住居探しのために上京しました。引っ越しに加え仕事の引き継ぎもあったので、異動時期を少し遅らせて、約3カ月後、2019年の下期から東京で働き始めました。

――ヒューマンアカデミーに転籍後、どんな業務を経験されましたか?

 新規立ち上げの営業部に勤務したあと、ヒューマンアカデミー大井町校に開設したモデル教室で、責任者として教室の運営に携わる経験をさせていただきました。その後は銀座校の社会人教育事業部で半年間、新規営業を担当。これはtoC(消費者向け)の営業だったので、次はtoB(企業向け)の仕事に挑戦したいと希望を出したところ、国際教育事業部に配属され、企業を対象にした日本語教育の営業に携わりました。2021年10月に社会人教育事業部行政営業部へ異動となり、現在に至ります。

――新しい業務へのチャレンジの連続で、大変だったのでは?

 当初は戸惑いもありましたが、いろいろな仕事を経験させていただいたおかげで、自分の中の「引き出し」が増えました。社内の人脈も広がりましたし、すべての経験が今につながっていると感じます。toCの営業はお客様一人ひとりに向き合えることが、toBの営業は会社同士のビジネスなので規模の大きいダイナミックな提案ができる点が魅力ですし、現在のtoG(自治体向け)の行政営業には、また違う魅力とやりがいがあります。行政営業は、地域や地域住民の役に立てる公共事業として、就労支援や生涯学習などにヒューマンアカデミーが持つ教育ノウハウを活かせるので、よりインパクトが大きいと思います。

――現在の業務内容について、詳しく教えてください。

 行政営業で提案する事業は、多岐に渡ります。例えば、転職・就職希望者の就労支援のための教育訓練や、公務員保育士の研修、住民向けスマホ講座など。定期的に役所や役場を訪問して自治体のニーズをくみ取り、そのニーズに対してヒューマンアカデミーとしてどんな事業が可能かを検討・判断した上で事業プランをまとめます。プランを企画する際にはヒューマンアカデミーのいろいろな部門を経験したことが役に立っていますし、損益を見ながら事業の金額を決めるときは、SVや拠点を任されたときの経験が役立っています。社会人教育事業部行政営業部東日本営業課の営業メンバーは3名で首都圏の1都3県を担当し、私の担当は千葉県と埼玉県、東京都の東側エリアになります。

――そんなに担当エリアが広いと、かなり多忙なのでは?

 そうですね。沖縄では自宅から職場まで自転車で10分のところに住んでいましたが、東京では通勤時間が長くなり、営業先への移動時間も増えたので、仕事のやり方や生活にも工夫が必要だなと感じました。細かい納期が決まっており、チームで進める仕事なので、「その日の仕事をやり切ってから帰る」ことを大事にしながら、営業に出たときは1つの役所でニーズのある部署、これまで付き合いのある部署を全部訪問するなど、効率よく時間を使えるように工夫しています。


――仕事に対する意識で変わったことはありますか?

 新しい刺激に満ちた環境なので、成果を出すためにはどうすればいいか、常に考えるようになりました。そのことが、自分自身の成長にもつながっていると感じます。いろいろな業務を経験させていただいてわかったのが、新しいことをやるときには「自分から情報を取りに行くこと」が大事だということです。自分たちが扱う商材、お客様、一緒に働くメンバー、競合他社や業界全体など、あらゆる情報です。自分から情報を取りにいき、集めた情報を参考にしながら、どうすればうまく成果を上げながら仕事をしていけるのか、常に考える。考えたことを実行し、改善を加えていく。その積み重ねが、現実に仕事の成果となって現れると思います。

――仕事面での今後の目標を教えてください。

 いまの行政営業の仕事は、すごく自分にフィットしていると感じています。さらに上の職位を目指していきたいですし、最終的には全体をまとめるようなポジションに就きたいと思っています。現在の目標は、いまの営業チームを取りまとめて、チーム力を強化していくこと。組織をまとめてマネジメントするスキルを磨いていきたいと考えています。

――最後に、これから社内公募制度の利用を考えている人へのアドバイスやメッセージをお願いします。

 社内公募制度は、自分のキャリアを見直すチャンスになります。社内公募の求人情報をきっかけに、これまで自分が積み上げてきたものと、これから先、自分が目指すものを、いま一度、改めて考えることができるからです。今している仕事とこれからやりたい仕事が変わってきたとき、グループ内でジョブチェンジができるのが、社内公募制度のメリットです。私のようにライフステージの変化で生活環境を変えたい人や、新しい仕事にチャレンジしてみたい人にとっても大いに役立つ制度なので、積極的に利用してみるといいと思います。


<ヒューマンアカデミー株式会社・会社概要>
 1985年の創設以来、159万人以上※の修了生・卒業生を輩出するヒューマンアカデミーは、「学びは、面白い。」を創造する Edutainment Companyとして、未就学児童から中高生・大学生・社会人・シニア層とあらゆるライフステージにあわせて、学びと成長を支援する「リカレント教育」、「STEAM教育」を推進しています。
 IT分野、語学・留学、保育、資格・就転職、趣味・教養、ココロとカラダコンディショニング、なりたい人を応援する専門教育など大きく8つのカテゴリで、時代や社会の変化にあわせながら800以上の講座を編成し、多様なニーズに対する学びの提供を行っています。 
※延べ人数1997年10月~2021年3月時点


※2022年12月に取材した内容に基づき、記事を作成しています。
講座名称等は取材時のものとなります。