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ポジティブに、成功の再現性を求めることで目標を達成し続ける。

 ヒューマングローバルタレント株式会社において、グローバル人材向け転職サイト「Daijob.com」の営業チームを牽引する近藤麻太郎さん。リーダーとしてチームをマネジメントしながら、プレイヤーとしても目標を達成し続けた点が評価され、2024年度上期の優秀ジュニアマネージャー賞を受賞しました。「戦略を考えることも、ダメでも次にどうしようかと考える時間も好き」と話す、ポジティブに課題と向き合い続ける近藤さんに入社してからのこと、今後の目標について話を伺いました。

ヒューマングローバルタレント株式会社 メディア営業部1課 課長 |近藤 麻太郎さん

–––入社した経緯を教えてください。
 
 中途入社し3年目になります。その前は、ホテルを運営する企業に3年半ほど勤めていました。そこで予算管理の業務についた際、ホテル全体での売り上げを追いかけていたときに、私個人ではどのくらい数字を獲得できるのか試してみたい、営業職に挑戦してみたいと思ったことが、転職のきっかけとなりました。働くなかでようやくやりたいことが見えたのだと思います。
 
–––グローバルに活躍する企業、人材を支援する今の会社に決めた理由はなんでしょうか?
 
 二つあります。まず、高校・大学と6年間カナダに留学しており、英語のスキルを活かす仕事がしたかったということ。次に、人材業界の営業が扱うのは、無形の商材。有形よりも難易度は高いはず。営業としてより成長できると考えたからです。

–––初めての営業職はいかがでしたか?
 
 入社して2ヶ月は営業成績ゼロ。3ヶ月目で初めて契約をいただいて以降は、目標を達成することができています。
 
–––2ヶ月で営業のコツを掴んだのでしょうか?
 
 先輩や上司の真似をすることを心がけているなか、PDCAサイクルの回し方が遅いことが原因だと感じました。このサイクルを試すなかで、自分の型を作ることができました。その型に必要な情報を肉付けしていくことで、営業として一気に成長できたなと感じています。今では、PDCAサイクルをはやく回せることが、自分の強みにもなっています。

–––ジュニアマネージャーとしての現在の業務を教えてください。
 
 「Daijob.com」の営業、なかでもITやホテル業界を担当しています。チームは6名、3つの部隊に分かれています。まず、企業が抱える採用に関する課題をヒアリングする部隊。次に、商談をし、解決策を提案する部隊。そして、契約成立後、企業さまと採用決定まで伴走する部隊です。私は、管理職として、この3つの部隊を横断的に見ながら、全体の戦略を立てています。また、私自身も商談する部隊で営業として業務も行う、プレイングマネージャーとしてやっています。
 
–––そんななかでの優秀ジュニアマネージャー賞受賞、おめでとうございます。

 ありがとうございます。4月から9月まで、毎月、目標数値を上回ることができました。継続的に安定的に目標を達成できたことが評価されたのだと思っています。
 
–––授賞式では、受賞者の代表としてスピーチをされましたね。
 
 450名もいる前で話す機会は滅多にないので、緊張しましたが、すごく楽しかったです。スピーチでは、メンバーへの感謝の気持ちを一番伝えたいと思っていました。メンバーの頑張りが大きく、その結果としての受賞だったので。

表彰式での様子

–––メンバーの方の反応はいかがでしたか?
 
 素直に喜んでくれたので、嬉しかったです。私が昨年度に優秀社員賞を受賞しており、2年連続の受賞となったことで、新卒のメンバーは触発されていたと思います。自分が結果を出すことで、後輩のやる気につながるといいなと感じました。
 
–––この半年、大変だったことはどんなことでしょうか?
 
 チーム全体はもちろん、プレイヤーとしての結果も追い求めなくてはいけないためキャパシティが必要でした。また、管理職として、メンバーが消耗せず生産性を上げられるよう仕事を割り振らなくてはいけない。効率的に業務を進めるため、時間の使い方はすごく意識しました。

–––どのように時間管理をされたんですか?
 
 以前の上司から教えてもらったのですが、4象限マトリクスを使いました。重要度と緊急度で二つの軸を設定し、高い、低いで対比させた図をノートに書きます。重要度は売上で判断しながら、抱えている業務を図に書き込んでいきます。そうすると、重要度、緊急度の両方とも高い業務は最優先、緊急性は高いけど重要度が低いものはその次にやるなどと優先順位が見えてきます。これを日々のタスクに落とし込んでいきました。このやり方はうまくはまりましたし、再現性のあるやり方だと感じたので、今後も目標達成のために続けていくつもりです。

–––近藤さんは、営業職について2ヶ月で自分の型を見つけ、さらにこのような再現性のある時間管理術も身につけています。その秘訣はどこにありますか?
 
 成功にも失敗にも理由があります。失敗を繰り返さないようにと、その理由を掘り下げる方が多いように思います。私は逆に、成功した理由を掘り下げる方が、成功の再現性があるのではないかと考えています。
 
–––前向きですね。カナダでの留学経験が影響しているんでしょうか?

 そうなんですかね(笑)。ポジティブシンキングですね。
カナダに行く前は、人の考え方は国によって違うと思っていたんです。でも、カナダで暮らすなかで、人が考えることに出身国での差はないと気づきました。誰に対しても適切な提案をしていけば絶対に響くはずという、物怖じしない精神は育まれました。

–––その経験は、日本で就職を探す外国の方への理解にもつながりそうですね。
 
 英語圏から来た方の就職先として一番多いのは英語の先生なんです。自国で商社や金融に勤めていた方でも、日本語が話せないため、キャリアを捨てゼロからのスタートになってしまいます。そんな方でも「Daijob.com」を使うことで職業の選択肢を広げることができています。そういう方たちの活躍の場を増やしていくことが私の役割の一つだと感じていますし、大きな話になってしまいますが、そのことが労働人口の減少の課題解決にも一役買うはずだと思っています。

–––近藤さんが仕事でやりがいを感じることを教えてください。
 
 自分一人ではなく、チームみんなで数字を追いかけていることですかね。自分が決めた戦略がうまくはまったとき、後輩メンバーの成長を肌で感じたときもやりがいを感じています。また、お客様の人生の転換点に間接的にでも関わっているということもそうです。「Daijob.com」を通して、自分が商談で関わることで、クライアントである企業とお客様のマッチングがうまくいき、採用となる。その方が1年後も頑張って働かれている様子を聞くと、介在価値があったと嬉しく思います。

–––では最後に、今後の目標を教えてください。
 
 通期で目標を達成し続けることです。最後までメンバー全員で走り切りたいです。そして、私個人としては、2、3年後には、一つ上のポジションであるマネージャーとして、部内全体を横断的に見る立場になりたいと思っています。その分責任は増しますが、挑戦していきたいです。

<近藤麻太郎さんプロフィール>
ヒューマングローバルタレント株式会社 
メディア営業部1課 課長
カナダの大学を卒業後、国内のホテル企業を経て、2022年に中途入社。外資系・グローバル企業転職情報サイト「Daijob.com」の営業に携わる。2023年6月より現職に就く。2023年度上期優秀社員賞、2024年度上期の優秀ジュニアマネージャー賞と2年連続で受賞。


※2024年10月に取材した内容に基づき、記事を作成しています。
 部署・役職等は取材時のものとなります。

<ヒューマングローバルタレント株式会社・会社概要>
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