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#11 マイアミ上陸④ - Happy Birthday to Me! - 2016年

2016年6月21日(月)、初マイアミ上陸の最終観戦日
また卵3つの朝食だったのはなぜだろう。懲りたはずなのに

白米が食べたいとSNSに書いているぞ

一瞬のマイアミビーチ以外、何にも観光をしていないが、明日は日本に帰らなくてはいけない。そして帰ったら翌日から北海道に行かねばならない。どんな気温差なんだろうか…

イチメーターを持って

今日もスタメン!!

ハッシュタグ #ICHIRO3000で盛り上がる

ありがたいことにこの日も、昨夜出会ったJayさんにまたダグアウト上の良い席に座らせて頂いた。そして、村本さん(リンクから彼のNoteへ飛べます)も自作のイチメーターを貸してくださった

なぜ私を良い席に呼んでくれて、自作の大切なメーターを持たせてくれたかというと「この人、本当にイチローさんのことが好きだと思ったから」だそう。同じイチロー選手を愛する人たちにそう思ってもらえるのはとても嬉しい。そしてイチロー選手ファンは、国籍も年代もやすやすと超えていく

この頃は、イチロー選手の日米通算3,000本安打達成を放送するため、連日NHKが生中継をしていた。母や友人たちから、ずいぶん放送に映っていると試合中に連絡が来た。よく映ったのには、こんな背景があったわけだ

レジェンドとして

試合前、若い選手たちを鼓舞する声が聞こえる。選手ひとりひとりへ違ったアクションと掛け声があったのは有名な話だが、イチロー選手は3,000本へのプレッシャーがありつつも、とても楽しそうだったなあ

若い選手たちが慕ってくれる姿は、こちらが見ていてもとても嬉しかったけど、イチロー選手もそうだったのではないかと思う。そしてさらに、イエリッチやスタントンなどの才能ある選手へ、貴重な経験を伝えていく喜びも実感されていたのではないかな

カメラが狙うイチロー、イエリッチとスタントンがそばに
投手交代の間

誕生日祝いの二安打

マイアミは6/21夜だが、日本生まれの私にとっては6/22朝、自分の誕生日だった。誕生日にマイアミへ行こうと思ったわけではなく、日米通算最多安打を見届けようと思ったらこの日程になっただけ。結果的には、日本を発つ前に達成しちゃった、というオチつきだけど…

誕生日(しかも午前生まれなのでまさに)の娘を、期せずとしてテレビ越しに観ることになった母は、私の一喜一憂ぶりが本当に面白かったらしく、そしてずいぶん変わった子に育てたけど幸せそうで良かった、イチローさんありがとう、と思ったそうだ

一喜一憂画像はテレビ映像やMLB.TVスクショなので控えるが、私ってこんなに笑うんだというぐらいニッコニコかと思えば、真顔中の真顔で、確かに面白い

イチロー選手は二安打!!!

今日も美しい打席の姿
この1塁からのリードがとにかく好き
足幅、落とした腰、右手の位置…パーフェクトに美しい

3,000本安打まで残り18本、2,982本となった。イチロー選手が打った瞬間があまりに嬉しくて飛び跳ねていて、やっぱりテレビに映っていた。ブレブレだったが

落ち着いて、ボソッと「It’s my birthday present…」と呟いたら、隣のカップルが「え、誕生日なの?!」と言ってバースデイソングを歌ってくれた。ものすごく嬉しかった。こんなに嬉しいことってある?と思った。泣きたくはならず、とにかく自分が“破顔の笑顔”であることが、なんとなくわかった

ちなみにこのカップルの彼氏から試合中に、「イチローのシスターなの?」と聞かれた。ただのファンだよなんで?と聞き返したところ、「ファンはそんな風にジッと息を殺して祈ったりはしない。家族じゃん(意訳)」と言われた

祈ってた…?

大袈裟だなあ〜と思ってたら、後にYouTubeにアップされてた映像(今はもう見られない)に、まんまとお祈りしている自分が映っていた。

せっかくなら、ワイフと言って欲しかった…
(みんな弓子さんをご存知だろうけど)
(言っておくが私は弓子さんを尊敬している)

他称シスター、ご満悦の誕生日でした

Jayさん、村本さんと
残り20本から始まり、19→18と書き換えている

帰国すると不機嫌なパートナーが待っていて、そんなに楽しんでない風にしなければならないのだが…来年もまた来ようと心に誓うのであった

素敵な出会いをくれた2016年マイアミ編、やっと完
よろしければ①〜③もどうぞお読みください

2017年編に続く

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